南仏ケラ山塊でスキー&アフタースキー編
1か月ちょっと前に友人Oさんと南方面のお山へ今シーズン初の山スキーをしに行った時のお話です。
半年ぶりのスキーなのに加えて、前夜に積もったばかりの分厚い雪の中をスキーするのはわたしには難しかったです。スイスイと下りていくOさんに必死で続きます。
ほとんど埋まってます(;^_^A
上の方の斜面は良かったんですが、傾斜の少ないところでスピードが落ちてくると雪が引っ掛かってストップしてしまいます。
でも楽しい(^^♪
右奥が出発地点のサン・ヴェラン村になります。
最後の斜面。
一度谷まで下りると後は傾斜の少ない林道をゆっくりと駐車場まで滑り下りていきました。
駐車場に戻ってきました。
ちなみにこの日の手袋はダイソー商品の作業用手袋でした。
スキー用手袋を持って来ておらず、Oさんちにはいくつもあるのに借り忘れて、、なぜかこれがザックに入っていました。車のタイヤを替えるときとか用に普段はトランクに入れてあるやつです(;^_^A 一部ゴム製なので手袋を外した後も手がゴム臭かったです。
車でサン・ヴェランの村を抜けたところにピクニックにちょうどいいテーブルがありました。雪が思いっきり積もってるけど・・・Oさんが除雪すればよいだけの話です( ̄▽ ̄;)
周辺に羊農家でもあるのか、牧羊犬っぽい子が2匹やってきました。でかっ💦
もしかしてチーズとかサラミとかたかられるのかと心配になりましたが、よく躾のされた賢い子たちでそのうちどっかに行ってしまいました。
雪崩に飲み込まれた人を救出するためのスコップが雪山に行く人はビーコンやゾンデ棒と共にザックに入っています。
こんなところでも大活躍です(^-^;
前夜に作ったご飯サラダも持って来ました。寒い時に食べたいような料理じゃないんですけどね(^^;)
デザートはパネットーネでした。
この近くにフランスで2番目に標高の高いアニエル峠道があるので、除雪ギリギリのところまで行ってみることにしました。
峠道の最終集落のフォンジラルドを通過した辺り。
その先で除雪が終わっているため、車がいっぱい停まってあります。
ここから山スキーで登れる場所が色々あり、アニエル峠(2744m)にももちろん行くことが出来ます。イタリア国境になったとてもきれいな峠で、車で何度も来たことがあります。
実はここも昨日の晩どこに行くか考えたときに候補に出てきたのですが、峠まではなだらかなもののかなり遠いのでわたしが反対したのでした(^-^;
今峠から下りてきたという兄さんとお話しました。やはり朝結構早くに出たみたいです。
そして雪の状態は、サン・ヴェランの方がずっと良さそうでした。すぐ近くなのに地形などで積雪状態が違ってくるんですね。
その後、こちら方面に来た時によく寄る小規模なチーズ工場に寄りました。
この辺りは標高が高く、夏は放牧も盛んで牛乳の質がとてもよく、チーズもなかなかおいしいのです。有名なチーズはほとんどないのですが・・・
値段も比較的手ごろなのも魅力です。
中央やや右にあるハードタイプの大きなチーズと手前のブルーチーズ2種類(普通のとオーガニックのと)を買いました。「ブルー・デュ・ケラ」といって現在AOP(原産地呼称制度)に申請中、審査には通っているそうなので近い将来AOPチーズとしてもう少し有名になるかもしれません。
チーズ屋さんからすぐ近いところに「温泉」と書かれた看板があるのに以前から気付いていました。Oさんに「それってなんなん?」と聞くと「行ってみるか?」と。
ここから32℃だかなんかのぬるいお湯がでてくるんです。赤黒い怖い色に見えますけど、岩の色が変色しているだけで水自体は透明です。32℃なんて日本人にとっては冷たいお風呂だよね、と思いましたが気温が寒いので触ると暖かく感じました。
なんとなく露天風呂みたいになってるんですが(;^_^A
絶対に入りたくないですね・・・
今シーズン初のスキー記はこれでおしまいです。
お読みいただいてありがとうございました。