フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ブログの初回に書いた地方にやって来た

先月、山友のDさんの幼馴染みだという、Lさんという方の別荘に(図々しくも)2泊させてもらった時のお話です。
このブログの一番初めに「エクラン南部へ」というタイトルで書いたお話に出てくるのが、そのすぐ近くになります。この地方に来るのは、そのとき以来2度目でした。
👇


内装が特徴的な別荘ですΣ(´∀`;)


テラスで朝ご飯タイム。
奥がLさんで、二人の息子さんと、大学生の娘さん。
手前の赤い服は、招待客のひとりのCさんで、小学生の息子さんと来ていましたが、この写真には写っていません。


赤ちゃんの頭くらいある、特大の瓶に入っているのは蜂蜜です。Lさんの叔父さまが養蜂家なんだそうです。


おお、これはコームハニーってやつです。
存在は知っていましたが、ちょっぴり集合体恐怖症というか「ちょっと怖いな・・・」と今まで目を背けていたのでした。集合体は気持ち悪いけれど、おいしいらしいので、思い切っていただきました(^▽^;)
うーん、まろやか✨
でもあんまり凝視したくないです😓


このすぐ近くで羊乳チーズ農家が、放牧の羊の搾乳をするらしくて、子供たちが見に行くとのこと。あなたも一緒に行って来たら?と促され、DさんとCさんと一緒についていくことになりました。


別荘を振り返って。
ガラス張りの部分が、わたしが寝室として使わせてもらっているお部屋です。


ものすごい砂埃と、カランコロンという激しいベルの音。
放牧の羊さん達がどわ~~っと搾乳地に向かって走っていくところでした( ̄▽ ̄;)


搾乳待ちの羊さん達が集まる場所。
お母さん羊のおっぱいを飲む仔羊ちゃん(といっても結構大きい)が可愛い(*´ω`*)


若い女の子ふたりが搾乳の世話をしていました。


羊さんは200頭以上いるんだそうで、搾乳も一気にたくさんできる、大規模なものでした。


黄色い服の男の子はLさんの息子さんです。
女の子ふたりに加えて、若い男の子ひとりが働いていました。
なんと、わたしがここ2年間ほどで何度もお邪魔している、酪農家のSさんという方の農家に時々手伝いに来ていた農業高校の男の子でした。研修中なんだそうです。
彼に「牛さんも好きで、羊さんも好きなんだ」と言うと、「とんでもない!Sさんが人手不足で困ってたから何度か手伝いに行っただけで、僕は牛は好きじゃないんだよ。何度蹴られて痛い目にあったことか・・・羊に蹴られたとしても大したことないから、羊の方がずっといいよ」とのことでした( ̄▽ ̄;)
確かに、わたしもSさんの農家に滞在中に搾乳のお手伝いをしていて、牛さんに足蹴にされたことが何度もありました・・・


この日は、Lさん一家や滞在客のみんなでハイキングをすることになっていました。
行き先には、わたしのブログ第一回に出てくる湖も考えていたのですが、出発時間が遅くなったこと、午後からの天気が思わしくなさそうなこと、子供たちがどれだけ歩くか分からないとのことで、もっと手軽な場所に行くことに決まりました。


エクラン国立公園周辺になります。
この日のコースだと、正確には国立公園内には入りません。
幅の広い、なだらかだけどその分ちょっと距離が長くなる道と、急なところが多い代わりに距離は短い道があり、ふたグループに分かれることになりました。わたしとDさん、Lさんの息子さんふたりが急だけど短いコースで登ることにしました。


元気いっぱいのLさんの息子さん達。


3回ほど滝のすぐ近くを通りました。
滝の中をクライミングしていくグループもありました。


水飲み休憩中。


8月はもうあまりお花は咲いていませんね・・・
特に昨冬~春は雪が少なくて雪解けも1か月早かった分、お花の季節も早い目にずれていました。


目的地のドロミルーズという集落に到着しました。
可愛いチャペルと、民家が十数軒ほどの小さな集落です。
集落とはいっても、車では来られないし、辛うじてある林道も冬は除雪はされません。


ロバさんが2頭。


ブログ第一話に出てくる湖へは、この奥の山の方まで登る必要があります。
その時は、友人のひとりと羊飼い小屋に泊めてもらいました。
一度、湖の畔でテント泊したいなぁと思っています。


ピクニックするのに適当なベンチやテーブルがなくて、困っていたら、民家の方がお庭のテーブルを使わせてくださいました。
写真の真ん中にあるのは、わたしが前日に買ってきたライ麦パンなどです。
どれもおいしかったので、パン好きのLさんご夫婦はパン屋さんの住所が入っている紙袋の写真を携帯で撮影していました。


帰りは、ちょっと遠回りのハイキング道を通って駐車場まで下りました。
雨がポツポツと降ってきていたのに、途中の川で水浴びして(;^_^A(わたしは足だけ)Lさんの別荘まで戻りました。


Lさんの別荘にて。
ミラベルやレーヌ・クロード(どちらも甘いすもも)がいっぱいあったので、みんなでおやつにしました。
お天気が悪く、昼寝する人あり、読書する人あり・・・
わたしはLさんのマルセイユのお友達のCさんという女性と気が合って、夕方はハーブティーを飲みつつずっとおしゃべりしていました。



2日目晩~3日目に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する