フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

閉鎖直前の未踏の峠道に滑り込みセーフ

今シーズンに2度3度、またはそれ以上と登っている峠道もあるというのに、特別うちから遠いわけでもないのに、一度も登ったことのない峠道があったのを、先月末、冬季閉鎖に入る直前にチャレンジしておきました。


サヴォワ地方のコルメ・ド・ロズラン峠(またはロズラン峠)です。
ツールドフランスが15回(最近では去年)も通過しているという、結構有名な峠道です。
平均6,5%と比較的なだらかなので、何となく舐めていたというか、あまり登りたい気がせず、今まで何となく見て見ぬふりをしていた峠道でした。


ボーフォール(同名のチーズが有名)から20㎞ちょっと登り、反対側に少し下りてから、また峠まで登り返してきました。その際出会ったサイクリストさんとしばらくお話し、またこっちに来ることがあれば、自転車かスキー一緒にしましょう、と言っていただきました。


サイクリストさんは、わたしとは反対側から登って来て、往復するというので峠でお別れしました、わたしも下りていきます。昨年夏にツールが来た時に描かれたと思われるグラフィティ。大抵は選手の名前が書かれています。


何となく傾斜具合も、景色も大したことない、と舐めていた!?峠道ですが、森を出てからしばらくの風景はなかなかのものでした。


数々のハイキングコースの出発地点になっているようでした。


自転車を乗り捨てて、散策したくなるような素敵な景色です(*´▽`*)


さらに下りると、ヒュッテ(営業山小屋)がありましたが、シーズンオフなので閉まっているようでした。


小屋のすぐ横に水場があったので、お水をチャージしていきました。


自転車乗り捨てて、登りたくなるようなお山が目の前に(*´▽`*)


間もなく、水力発電をしている人口湖、ロズラン湖まで下りてきました。


峠道はしばらく、湖ぎりぎりのところを通ります。
この辺り、平らまたは若干登り坂になるところもありました。


よく写真で見かける湖畔にあるフォトジェニックなチャペル。
有名みたいで、写真を撮っている人が2,3人いました。


さらにおりて、標高1600m台にある別の峠に到着しました。
ここは分岐点にンなっています。
先ほど、サイクリストさんに、往復するつもりと言うと「もっといい帰り方があるよ」と教えてもらった道があり、ここから登ってきたのとは別の道に曲がるようです。
そちらのコースは、少し高低差は増えるけど、大した量じゃないし、距離的にはあまり変わらないとのことです。楽しみ(^^♪


水力発電をしているロズラン湖のダムの部分を走るようです。
ところで、この湖。
以前、友人と雪山散策をしたときに、眼下に見えていたのでした。
写真を1枚載せておきます。
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奥に見えているのは、モン・ブランです。


最終回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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