フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

好き過ぎる峠道の登り納めにアクシデント

今シーズン初スキーをした翌日のお話です。
日が経ってしまって、もう1か月も前のことになってしまいました。


お山地方の友人Oさんが「今日は頼まれて、友達の別荘まで薪を運ぶ」と言います。
「みよんも手伝わんか。謝礼をもらうから、一部分けるし」と言われ、付き合うことにしました。
そして薪を積む場所が偶然にも、わたしが大好きな峠道からすぐの場所だったので、その後サイクリングをすることにして、自転車をディフェンダーの荷台に積んで出発しました。


森の中の薪ストック場。
ここの薪をディフェンダーの荷台とトレーラーに積み込み、数十㎞先の友達の別荘まで運ぶのがアルバイト!?です。別荘にはお友達が既にスタンバイしているので、荷下ろしのお手伝いはわたしはしなくて良いわけです。


まずは荷台にギューギューに薪を詰め込みました。
力仕事が大好きというわけでもないし、あまり気が乗らなかったんですが、始めてみると案外楽しい(≧∇≦)


続いてトレーラーに薪を積み込みました。
トレーラーに最大限積み込もうと張り切っていたら、この近所に住む、お友達の親戚がやって来て「あらあら、ここの薪は親戚みんなで共有してるから、そんなにガッツリと持って行かれたら困るよ」と言ってきたので、適当なところでやめておきました(;^_^A


友人が待つ別荘に向かいがてら、舗装路まで乗せてもらってからOさんとはお別れ、サイクリングに出発しました。
向かうのは、このブログに何度も出てきている「しんどいけどクセになる」ノワイエ峠道です。


例によって、登りの最中に写真は撮らないので、いきなりになりますが(^-^;
着きました(^^♪
春に峠道が開通して以来、13度目のヒルクライムでした。


途中、10~11%が2㎞ほど続くところがあり、いつもは死にそうになりつつも普通に漕ぐものの、この日は立ち漕ぎしざるを得ないくらい脚力が落ちているのを感じました😓
アホみたいにガンガン峠道を登っていた夏から10月くらいまでに比べて、しんどい道を登る機会がガクッと減っているので、当然といえば当然なのですが・・・タイムはそんなに悪くなかったものの、ちょっとショックでした。


絵になるので、よく写真を撮る場所。
これは峠の反対側になります。
こちら側の道路は比較的なだらかで、確か平均6%くらいだったと思います。
わたしがいつも登る方は実質的な部分で平均8,6%になるようです。


さてと、下りていきたいと思います。
それにしても、観光的にもサイクリング的にもシーズンオフということで、日曜日なのに自転車はここまでゼロ、車も3台くらいとかしか見かけていません。


下り始め。
何度もブログに載せたことのあるアングルの写真です。


毎回同じような写真です(;^_^A
この時はシーズンの登り納めになるとは思っていなかったんですが、この少し後に閉鎖されてしまい、14度目を登る機会はありませんでした。
あばよ、ノワイエ峠。See You Next Year🖐🖐


ところが・・・この後、アクシデントが待っていました。
この峠道は、道路の舗装状態が悪く、落石も多くて石ころや土が道路上に結構あるため、いつもかなりゆっくりとダウンヒルをするのですが、特に避けようと思わなかった小さな木の枝っぽいものの上を走ってしまった瞬間「チャリーン」という金属音が。
「あ、まずい。何か金属片の上を走った?」と思ったのと同時に「シューッ」という音が・・・はい、思いっきりパンクしました_| ̄|○

げげっ、酷過ぎます( ゚Д゚)
タイヤが1㎝以上裂けてる(>_<)
ちきしょ~っ、どこのどいつだよ!金属片まき散らした野郎はヽ(`Д´)ノプンプン
まあ、でも必要なものは持っているし、トロいけど何とかパンク修理も出来ます。


ところが、インナーチューブはもちろんあるんですが、タイヤ自体が傷んでしまった時のためにと4~5センチに切った古いタイヤの切れ端も持っていたのに、ツールボックスの開け閉めをする際にでもなくしたようで、見つかりません😓


それでもとりあえず、インナーチューブだけでも取り替えようとしますが、なぜだかとってもはめにくい💦なんでだろう❓❓
たまたま通りかかった3人組のサイクリストさんが声を掛けて手伝ってくれました。


「なにこれ?まじ難しいんだけど?」
「インナーチューブのサイズ、ほんとに合ってる?」と3人がかりで😂何とかはめて下さいました。結果から言うと、このインナーチューブ、少し前にOさんがくれたものなんですがサイズが少し小さいやつだったみたいで(700㎜のところが650㎜だとかなんだかで)、そりゃあ、はまらないのも当然でした🤣後でOさんに言うと「すまん。間違えて買ったみたい」と・・・


3人にお礼を言い、タイヤをフレームにはめ(後輪だったのでちょっと面倒で手がドロドロになりました)機嫌よく出発した矢先…またパンクしました_| ̄|○_| ̄|○


まあ、そうですよね。3人組も心配してくれてたんですが、タイヤが裂けていて、インナーチューブがむき出しのところがあるわけですから・・・それにしても、もののヘアピンカーブひとつ分しか持ちませんでした😓
仕方なく、後輪がぺっちゃんこのまま、峠道は全て下りました。
車が通りかかったら、ヒッチハイクしようと思っていたのですが、あいにく一台も通りかかりません。仕方なくOさんに電話すると「さっき薪を全部下ろして、今もう帰り道だからあと15分くらいでその辺通るよ」と。ε-(´∀`*)ホッ 助かりました。


ショック過ぎて、2回目パンクした時以降の写真は全く撮っていませんでした( ̄▽ ̄;)
今シーズン最後の「好き過ぎる峠道クライム」、思いもよらぬ展開になりましたが、まあ怪我をしたとかではなくて良かったと思っています。


お読みいただきありがとうございました。

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