フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

憧れの頂上(3163m)からスキーで下りる

夏山で2度登ったことのある山頂に先月、友人Oさんと山スキーで登った時のお話です。


ル・ヴュー・シャイヨール(3163m)山頂。
エクラン国立公園、シャンプソール地方を代表する山頂です。
お昼を過ぎていますが、北方面には常に雲海が立ち込めています。


雲海をバックにランチ休憩です。
知らない間にOさんが撮ってくれていた1枚。


保温マグにはコーヒーが入っています。もう生ぬるくなっていましたが・・・
気温も低くなく、全くの無風。
ダウンジャケットを着ることもなく、とっても気持ちの良い休憩なりました。


十分に景色も堪能したので、いよいよ下りていきたいと思います。
通常の出発地点となる、スキー場の駐車場は標高1600mですが、1700m近くまで車で進んだので、頂上からだと1500mほど滑り下りることになります。


少し頂上から下った辺りだったかな?


振り返って。
山頂から峠までは、そんなに難しいところはありません。


雲が煙のごとく湧き上がっています。
曇り空は嫌だけれど、こういう雲はお日様を遮ることはなく、かつダイナミックな感じの景色になるので好きです。


同じあたりの景色を、夏山と雪山で比較してみました。
👇

偶然にもおなじところで撮影していました。
2016年9月、最初にこの山に登った時に下山しつつ撮ったものだったと思います。


基本どこも緩やかですが、でこぼこは結構あります。
窪みに入ってしまうと登らないといけなくなるので(スキーでは結構面倒)、登らずにすむ場所を探しつつ滑っていきます。


下りていく方面には雲海がずっと残っていました。
つまり、その下の町や村に住む人は1日中曇り空だったんですね(・・;)


峠は左下になります。


峠寸前まで下りてきました。
この辺り、雪が薄くしかなくて石ころがいっぱい出っ張っているのでスキー板を傷めないようにゆっくりと滑りました。


峠でスキーを脱ぎます。


はい、ここからは歩きです(^-^;


雲の中に下りて聞く姿をOさんに撮ってもらいました。


駐車場まで長いんだよなぁ・・・
高低差で700mか750mくらいです。


スキー靴で下りていたけれど・・・


やはり運動靴に履き替えました。
スキー靴はOさんが持ってくれましたε-(´∀`*)ホッ


1時間ちょっとで、麓のスキー場の人工雪のための貯水湖まで戻ってきました。
朝っぱらに、ここの一部が凍っていてズッコケて、お尻を濡らして寒い思いをしたのでした。


停めていた車までようやく戻ってきました。
スキーは楽しかったけれど、峠以降の下山は正直疲れました・・・


カラマツのきれいな林道を車で下りてきました。
冬はここにも雪が積もっているので、スキーで登り下りすることになります。
このスキー記は1か月以上も前のお話で、実はこの後もう一度登っています。
順を追って書いていきたいと思います。
お読みいただいてありがとうございました。

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