フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

可愛いやつにまた会えた

今年のフランスは本当に雪が少なくて、今の時点では標高の高くない駐車場からだとスキーを背負って歩く部分が多くなっており、雪も古くて(もう1か月以上まとまった積雪がありません)滑るのが難しい雪のことが多いです。
去シーズンもかなり雪が少なかったのですが、これから毎年こんな雪の量なの!?と空恐ろしくなってしまいます・・・


これはまだそこそこ雪があった今月初めのお話です。
最近よく一緒にスキーをするDさんの地元シャルトル―ズ山塊に来ました。


除雪最終地点は標高1100mくらいだったと思います。
ここから普通にスキーで歩けることは、1~3月くらいだと当たり前のことなんだそうですが、これを書いている今では、こんなに雪はないに違いなく、スキーを外してしばらく歩かないといけないと思います。


車両通行止めのバリケードを越えて、振り返ったところ。
朝結構早かったので、他に1台しか停まっていませんでした。


10分くらい道路を歩いて・・・


道路をショートカットすることができる森の小径に入ります。
実はここは1月の中旬にも来ているのですが、その時は森の中にはまだ十分に雪がなくて、ほぼ道路中心に登った記憶があります。


時々、道路に出てはまた森に入る、の繰り返しです。
道路から登るよりも楽しいし、何より早く登ることができます。


この辺りはさらさらの雪でした。


森や道路を30分弱登ると、野原に出ました。
下界は曇り空でしたが、この辺りは既に靄から出て明るくなっています。


野原を大きなジグザグで登っていきます。


少し登ると・・・わわっ、ちょっと期待はしていたんだけど、立派な雲海になっていました🤩


シャレ―の廃墟前を通ります。背景に見えているのは、今向かっているダン・ド・クロールの真正面に位置する山で、こちらも山スキーヤーたちが気軽にやって来るんだそうです。


感動!
テンション上がります✨


キックターン中。
こうやってジグザグの向きを変えます。ここはなだらかだから簡単だけど、急斜面だったり、雪が凍り気味だったり、デコボコの地形だったりすると結構難しいです。
「ここは簡単」と書きましたが、山スキーを始めた頃はこの動きも出来ませんでした(;^_^A


雲海を撮っていると・・・
かわいいシャモアが佇んでいました。


絵になるシルエットです。
ちっちゃな角が可愛い😻


こっちはそんなに可愛くないけど(^▽^;)
Dさんが撮ってくれていた、お気に入りの1枚です。


こちらも、Dさん撮影の1枚。
とっても美しいので、載せたいと思います。
わたしを時々待つついでに結構撮っていますね(^-^;


進行方向にもいました😻


シャモアやアイベックスの写真を撮ろうとしても、動いているか、立ち止まっているとしてもお食事中のことも多いので、案外顔を上げている写真はなかなか撮れなかったりします💦


Dさん撮影。
ぽわぽわとした毛が、朝日に照らされています✨
後ろは子供みたいで、角はとても短くて体も小さいですね。
シャモアは、ニホンカモシカに少し似ていますが、鹿ではなくて山羊の仲間です。
雲海やシャモア撮影でえらい時間を食ってますが(;^_^A 一応少しずつ登っています。


後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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