雲海とシャモアのお山、下山編
雲海がしっかりと出ていただけでなく、シャモア(野生の山羊の一種)にも出会えて、ウキウキして登っていったスキーハイキング。
朝日に照らされるシャモアたち。
雲海をバックに。
超地元なので、ここにはもう何十回も登っているという友人Dさんが撮ってくれた一枚。
この日は、下の方は全くの無風だったのですが、標高を上げるにつれ強風に。
とても雪の少ない今シーズンのフランス。この辺りは風が強いことが多いらしく、元々少しの厚さしかない雪が風に吹き飛ばされてガチガチになっており、下りが思いやられます😥
振り返って。
中央右の高いお山は、ここシャルトル―ズ山塊最高峰のシャムショウド。
今登っているダン・ド・クロールが2番目の標高になりますが、最後の部分は岩壁をよじ登らないといけないので、手前でUターンすることにしています。
「本日の頂上」にするつもりの岩壁ギリギリの地点までもう少しです。
この日、登りで唯一怖かった地点。
ツルッツルで急で登りにくかった💦
でも何とかスキーを外さずに登ることができました。
必死!!で到着の場面。
一足先に着いていたDさんが撮ってくれていました。
「本日の頂上」からの景色をご覧ください😊
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Dent de Crolles 1
Dさんがスキー板から滑り止めを剥がしているのが写っています。
雪に突き刺しているスキー板の先が風で揺れているのが分かると思います。
寒いので、ゆっくりとしたい気分ではありません。
保温マグのコーヒーを急いで飲もう・・・
Dさんがバナナを半分くれました。
さて、いよいよ下りていきます。
登ってきた斜面は、後半は雪がとても薄くて凍り気味でガリガリだったので(朝の駐車場での気温はマイナス7,5度でした)、出来るだけ良い状態のところを探しつつ下りていくことにします。👇
Dent de Crolles 2
ザーッと右側(下りる方面に向かって)にトラバースします。
雪の量は確かに、さっきのところよりかはあるけれど、ガリガリなのには変わりないし、何よりもめちゃくちゃ急で、しかも幅が狭い💦
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Dent de Crolles 3
横滑りでズズズッと下りていきます。
Dさんはジャンプしつつターンしますが、わたしはこれはまだできないのです。
そして、幅が少し広くなって普通にターンできるようになった地点。
それでもかなり急で、結構怖いです。
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Dent de Crolles 7
雪がもう少し量あったら、スピードが出なくて怖くないんですけどね・・・
傾斜が少しましになってきた辺り。
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Dent de Crolles 4
土が出ていたり、低木があったり石があったりするので、注意しながら下りていかなければなりません。
Dent de Crolles 6
幸い、Dさんが下から見守って&アドバイスをくれます。
傾斜が緩やかになってわたしにも余裕が出てきたところで写真を撮ってくれました。
例年なら、このくらいの岩は十分に隠れてしまうくらいの雪があるそうで、こんなに障害物競走的なスキーにはならないんだそうです(;^_^A
でも、これはこれで楽しいです。
麓の辺りは、傾斜もなだらかで、雪も柔らかめ(風が少ないので、雪の状態がまし)、気持ちよく滑ることができました。
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Dent de Crolles 8
Dさんの「ヒャッホー🎵」的な叫びが入っています(^-^;
Dさん撮影の一枚。
麓の辺りにあるシャレ―の廃墟。
最後は森をしばらく滑ります。
最後の2~3㎞は除雪されていない道路から戻りました。
行きは森をショートカットしつつ登りましたが、石ころが出っ張っている箇所が結構ありました。登りでは滑り止めが付いているので、多少なら気になりませんが、下りではスキー板を傷めてしまいます。
駐車場近くの道路で、スノーシューで散策している方たち数名とすれ違っただけで、ほとんど誰にも出会わないまま、無事に車まで戻りました。
お昼ご飯にはシュークルートを頂きました(≧∇≦)
お腹が空いていて、2回お代わりしてしまいました( ̄▽ ̄;)
お読みいただいてありがとうございました。