フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今シーズン最後の雪の宿・翌朝編

山友Cさんと先月に羊飼い小屋に泊ってスキーした時のお話です。


夏の放牧時期には羊飼いさんが寝泊まりする小屋です。
下の方は雪があまりなくて、駐車場から避難小屋までの約2時間の道のりのうち4分の3以上はスキーを担いで歩きましたが、小屋の周辺よりも高い位置にはスキーできるだけの十分の雪が残っていました。


小屋前には古い薪ストーブが置いてありました。
錆びまくっています(;^_^A
小屋内の薪ストーブは具合が良くて、薪も十分にあったので昨晩は寒い思いをすることは全くありませんでした。


避難小屋の窓から見える景色。


お楽しみの朝ご飯です。
パンやケーキ、フルーツと温かい飲み物というシンプルなご飯ですが、お山ではお腹が空くのでご馳走です。


片付けをした後は、散策に出掛けるので作戦会議です。
下山するのにはまた小屋を通るので、シュラフなどいらないものはデポしていきます。


既に日向になってきて、だいぶ暖かいので、Cさんは直接半袖で出発です。
わたしはちょっと寒がりなので長袖ですが、少し登っただけで暑くなる予感(^-^;


30分か’40分くらい登ったところに湖?水溜りが融けつつある場所がありました。


さらにどんどん上がっていきます。


汗だくになってきたので、上着がびしょぬれになる前に夏仕様になりました。


右側の斜面を登っていきます。


この辺りはよい状態の雪でしたが、斜面の最後らへんは風が強いためかガチガチになっていたのでクトー(スキー用のアイゼン)をはめて登りました。


稜線部分に到着した後は、時々雪の足りないところもあるので時々スキーを外す必要がありました。


もう頂上まで秒読みです。


3007mの頂上に到着しました✨
スキー板の真ん中に付いている緑のものが、前述のクトーです。


頂上からの景色。
Cさんが周りのお山について説明してくれています。
風もなくポカポカと暖かいので、ここでピクニックしていくことにします。


最終回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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