可愛い天使ちゃんたちのおうちにおよばれした
先月のお話です。山友Cさんとそのお姉さん夫婦と共に、サヴォワ地方の皆さんの実家にお邪魔させてもらったところまで書きました。
ツールドフランスで有名なガリビエ峠を越えてやって来ました。って、車でですけど・・・
ただし、車には自転車が積んであって翌日にはこの日自転車で来たルートで帰る予定をしています。大丈夫なんだろうか💦車でも2時間半くらいかかったんだけど・・・
お昼はCさんのご実家で、ご両親やお姉さん夫婦、そのお子さん二人と一緒に頂き、午後にはCさんの幼馴染みで養蜂をしている方のおうちに遊びに行きました。写真はもう面倒で撮りませんでしたが、お山地方らしく、素敵なシャレー風のお家でした。
そして夜には、これまたCさんの親友のおうちにおよばれしました。
お友達んちのお庭。
それにしても、こんなにもお山が近いんですよ~
3000m級を含むいくつものお山へのハイキングコースへのアクセスもすぐという、素晴らしい環境です。それにしても、えっらい古いお家だけど、不便じゃないのかな?
ところが、「よく来たね!さあ上がって」と招き入れられたおうちの中は近代的にリノベされていて、普通のおうちと特に変わりありませんでした。標高1600m以上もあるので、冬は雪深いだろうけど・・・
Cさんの親友Dさんは、その他のCさんのお友達と同様にスポーツマンで、この日もテニスの大会に出られていたそうです。奥様が台所でお料理中でした。
南仏の発泡酒、クレレットのロゼを開けてくれました。
クレレットといえば白が一般的ですが、いくらかロゼも作られているようです。
少し甘くてアペリティフやデザートによく飲まれるワインです。
おうちに着いた時は、恥ずかしがって隠れていた女の子ふたりが、しばらくして出てきました。
ちょっと可愛すぎる😻
うちは男の子ふたりで、それでもまぁ可愛いことは可愛かったんですが、可愛さの種類が違うΣ( ̄□ ̄|||) 次女ちゃんはわたし達が遊びに来るからといって(わたしなんて知らない人なのに😅)楽しみにして、ミツバチのコスプレで待っててくれたんだそうです。
長女ちゃんもプリンセスの衣装だか何かを着てくれていたんですが、もうすぐ寝るからってパジャマに着替えてきました。
長女ちゃんは落ち着いていて控えめ、次女ちゃんはおちゃめなキャラ。どちらも言うことなすこと、全てが可愛くてうっとりしてしまいました。天使ちゃんとしか考えられません。
しかし、天使ちゃん2号(次女ちゃん)が笑顔で言いました。「わたし今日ね・・・ヘビを轢き殺してね。真っ二つに切れちゃったの」
Σ(´∀`;) ???
ここでDさんの奥様Sさんが慌てて介入してきました。
「今日ね、三輪車で遊んでたときにうっかりミミズの上を走っちゃたのよね💦」
ははは、なるほどね・・・田舎では起こりがちなアクシデントですよね(;^_^A
お利口さんの長女ちゃんは大人しくベッドに向かったものの、中々寝たがらない次女ちゃんがソファーに😅
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ゆで卵の黄身に味付けしたものが2種類ありました。
うわー、凝ったことしてくれますね・・・
ツナ味ともうひと種類あったんですが、何だったか忘れてしまいました💦
色んなものが出されました。
メロン、アボカド、キッシュロレーヌ・・・
特に右のボウルに入っているサラダ用のドレッシング、これがとってもおいしくて、何度もサラダをお代わりしてしまいました(^▽^;)
フランスでお呼ばれすると一般的に「アペリティフ(飲み物と軽くつまむもの)、前菜、メイン・・・」と続きますが、ここのおうちでは前菜とメインの区別なく、まるで日本の食卓のようにすべてが一緒に並べられていました。これはこれでいいなと思いました。
気に入ったものはまた後からお代わりできるし、メイン料理の準備のためにおうちの方が食卓を抜けて台所に籠ってしまうこともないし。
ちなみに赤ワインはCさんからでした。ボルドーワインでしたが、なかなかおいしかったです。
この後、チーズがあったんですが写真に撮っていませんでした。
この辺りの名産チーズであるボーフォールと、どこか違う地方の山羊チーズもありました。
デザートはアプリコットのタルトでした。
今シーズン初めて作ったとのことで「ちょっと酸っぱいんだけど」とのことでしたが、酸味のあるフルーツは大好きなので問題なしです(^^♪
こんなに大きなタルトでしたが、ほぼ全員がお代わりして、全部なくなりました。
フランスではどこのスーパーでも冷凍パイ生地を安く買えるので、フルーツさえあれば手軽においしいタルトができます。わたしはタルトを作る時は生地も自分で作りたい派ですが、急なお客さんの時とか、仕事から帰って来て来客のご飯を作る時とか中々理想通りにはいかないですよね。わたし達が来ることになったのも、今日の午後のことだったし💦
そんな条件の中、小さいお子さんが二人もいて、Sさんのこのおもてなしはすごいと思います。
食後酒が出てきました。
あまりいただく機会のないカルヴァドスをいただきました。Dさんはノルマンディーの出身だから、常に置いてあるんだそうです。ここサヴォワ地方では、真ん中においてあるジェネピなんかの方がずっとポピュラーです。同名の高山植物を漬け込んだ強いアルコールで、サヴォワに限らず、高いお山のある地方ではよく作られています。
可愛い天使ちゃん達は途中で退場してしまいましたが、その可愛らしい言動にすっかり癒さてしまいました。
次回は、この日峠をふたつ越えて2時間半かけて車で来た行程を自転車で戻る編です💦
お読みいただいてありがとうございました。