フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪の宿に夏に来てみた

山スキーで来たことがある雪山の避難小屋に、夏山ハイキングで泊った時のお話です。


目の覚めるようなブルーが美しい湖を見下ろす位置に避難小屋はあります、


定員8名ほどの決して広くはない避難小屋ですが、フランスでは見たことがないクオリティなのです。


4月下旬に山友のCさんに連れて来てもらいました。
避難小屋周辺は日当たりが良いためか(この日は曇っていましたが)雪が少なかったため、少し手前でスキーを脱いで徒歩での到着でした。


先客にソロハイキング客の女性がいました。
テントを持って1週間ハイキングをしていて、時々避難小屋にも泊まるんだそうです。夏は避難小屋も満員のことがあるので、そんな時はテントがあると安心ですね、重たいですけども・・・
とても気さくな方で、滞在中はずっとお話しました。40代くらいかと思うんですが、女性で1週間も放浪!?(失礼)されてる方って珍しいですよね。避難小屋に詳しく、連絡先を交換したので、帰宅後も時々ハイキング情報など、メッセージのやり取りをしています(*^^*)


この避難小屋の素晴らしいところは、ガス台があることです。屋外に大きなガスボンベがあり、到着時に開く必要があります。女性が、やり方が分からず「ボンベが空みたい」と言うので、開けてあげました。


登山靴は重たくて疲れるので、避難小屋内用に飛行機のアメニティでもらったスリッパを持って来ました。は~ラクちん🎵


ベッドはもちろんのこと、マットレスや毛布もあるので荷物が少なくてすみます。
とてもきれいに保たれている避難小屋ですが、さすがに毛布を直接かぶるのは嫌なので、型になった薄いシーツを持って来ました。


出入り口からの景色が素敵過ぎるんです・・・


雪山だとこうなります。
(小屋内からではなく、小屋のとなりから撮ったものですが)


小屋にはガス台があるものの、まだ湖の辺りは日向なので、畔で晩ご飯ピクニックをしようと下りてきました。


フィルター付き水筒で湖の水を浄化、ペットボトルふたつほどに移しました。


ピクニックと言えば、ポテチですよね!?


当然、パンとチーズです。


風が結構強いので、岩を風よけにパスタを茹でました。


キノコ味のインスタントスープをあらかじめマグカップやシェラカップに3等分して入れておきます。


茹で汁ごとパスタを入れて、よくかき混ぜたた出来上がりです。


マグに描かれた絵のお山と似たような形のお山の前で♩


次男とKちゃんも湖畔ピクニックに満足してくれたようでした(*´▽`*)


ご飯中に湖は日陰に入ってしまいました。幸い、風は避難小屋の辺りよりかは少なくて、そんなに寒くはありませんでした。
ちなみに、対岸の畔に見えている黒い点は次男です。風でビニール袋が水面に飛ばされてしまい、対岸に波で流されていったので、拾いに走っていきました(;^_^A


避難小屋に戻りつつ。
この辺りもお花だらけでした。


2日目編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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