夏の終わりのマルシェ&懐かしい怖いお方に再会
フルーツが大好きなので、スーパーマーケットよりも安く手に入るマルシェに定期的に買い物に行きます。
お気に入りは、庶民的な界隈に出るマルシェで、値段が他所のマルシェよりも3割くらい安い感じです。
8月は桃が安くて、しょっちゅう買っていました。これは平たい品種のぺッシュ・プラット。
トマトも今の時期、種が少なくて実がしっかりとしたものが安く手に入るので毎日のように食べています。
もうシーズンが終わっていると思っていたアプリコットも売っていたので、今年最後かと思って一盛買いました。激安だっただけあり、熟れ過ぎというかちょっと柔らかすぎていまひとつだったので、大半はジャムにしました。
・・・さて、ここはフランス日常生活ブログではなく、あくまでスポ根ブログなので!?😂いつも通りの話題に入ります。
エクラン国立公園の一部である、ヴァルゴデマール地方。
先日、この辺りを通りかかる機会があったので、サイクリングをしておきました。
ヴァルゴデマール地方は谷になっていて、その入り口にあるサン・フィルマンという町に車を停めました。サン・フィルマンは国道から逸れた少し高い位置にあるので、その高低差も無駄にはしまい(出来るだけ登りたいので😂)、と町の手前の国道沿いに駐車しました。
45分間くらいは渓谷のなだらかな道路を走ります。奥に見える尖がったお山は、ヴァルゴデマール地方を代表するお山、オラン(3564m)。
風が強く、出発時寒かったので着ていたウインドブレーカーを脱いだ地点。
この渓谷ロードははなだらかではあるものの、全体的には登り坂になっています。最後にとても急な山道が数㎞あるので、よいウォーミングアップになります。
こんな感じの山道です👇
わたしが出発したサン・フィルマンは、もっと手前になります。
この後は足つきしたくないので写真はなくて・・・
道路の最終地点(1650m)にて。
正面に見えるのはシラ(またはシラク)。3441mあり、ここヴァルゴデマール地方とシャンプソール地方の中間にある有名なお山です。
後ろはこんな感じです。
この地点からいくつかのハイキングコースが出ています。
シャレー風ホテル・レストランのテラス席でコーヒーを注文、サイクリング前に購入したアーモンド入りビスケット(クッキーよりも卵がたくさん入っている感じ)をおやつにしました。
近くのテーブルに座ったハイキング客の方に写真をお願いしたら、自転車が入っていませんでした😥後ろにある滝をメインに入れてくれたようです。
あと、自転車に乗らない人だと、ヒルクライムした後の写真には絶対に自転車入れて欲しいという気持ちは分からないかも(;^_^A
下りていきつつ、振り返って。
コーヒー休憩をした山小屋風ホテルが中央に。
さらに下りていきつつ。
こんなに美しい道路なんですけど、舗装状態がめちゃくちゃ悪いので、スピードが出ないように注意します。
サイクリング用の看板はない代わりに、地べたに直接勾配が書いてあります。
17、18%とか書いてあるところもありますが、カーブひとつ分とかほんの一瞬のことで、実際にしばらく続くという意味でのきつい部分は12%くらいかと思います。
それでも、かなりしんどいことには違いない山道です。
ヘアピンカーブが終わった辺り。
さらに下りて、だいぶ平たくなってきた辺りで、このブログに既に2,3回は登場しているオブジェのある民宿前を通ります。
じゃじゃーん。
ツールドフランスのウエストポーチを前に飾ってもらっているコワ可愛いこのお方です✨
ここの山道に来るのは今シーズン初めてだったので、お会いするのも約1年ぶりになるかと思います。そこまで標高の高い道路ではありませんが、雪深い地方なので、晩秋から春の終わりくらいにかけては閉鎖されています。
そして、忘れてはいけない後ろの謎の小屋😂
トイレでもなければ、バス停でもないのです・・・
新しい作品!?が加わっていました。
相変わらず怖いなぁ😓
右には箒を利用したお面!?も・・・
針金アートもありました。
意図の分からないオブジェたちですが、おそらく民宿の方が芸術センスに溢れていて、通りゆく人にアートを楽しんでもらおうと色々飾ってあるのかなー、と想像しています。
通り掛かった村の水場。
ロマネスクっぽい建築の味のある教会。
この村から出発地点のサン・フィルマンまでは数㎞。いまいち登り足りないので・・・
サン・フィルマンのすぐ手前から出ている峠道に登っておきました😂
・・・といっても、登りはほんの20分ほどだったので、峠からさらに登る山道へと進みました。この峠には2回来たことがありましたが、これよりも上に登るのは初めてです。
15分ほど登ったところの、行き止まりの村の水場。
まだ水はあったけど、一応チャージ。
人懐っこいわんこがやって来ました。
可愛い😻
水場のすぐ隣の建物。ドアに看板があります。
何だろう?
パン窯のようです。
フランスの古い村には共同洗濯場(水場と一緒になっていることが多い)が時々残っていますが、稀に共同パン窯や共同水車なんかも見かけることがあります。
跡、っていうんじゃなくて今でも使えるんです。使う人、機会は少ないでしょうけど。
入ってみました。
うわ、なんか中世っぽい💦
窯の中。
くべる用の木もストックされていて、いつでも!?使える雰囲気でした。
峠まで戻ってきました。
峠から数㎞下りて、サン・フィルマンに戻ってきました。
車を停めている国道までは1㎞ちょいです。
この日の記録👇
峠&パン窯のある村を付け加えたおかげで獲得標高1400mになりました。
サイクリング中におやつに食べたアーモンドビスケットを買ったのと同じ店のショッソン・オ・ポム(りんごペースト入りデニッシュ)。
お読みいただきありがとうございました。
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