フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久々の3000m級にチャレンジ

先月後半に山友Cさんとテント泊ハイキングに出掛けた時のお話です。


1500m台の駐車場から3時間近く歩いて、2500m台の峠に到着しました。
これは峠の反対側の景色です。


峠から少し下りていきます。


高低差で100mほど下りてきたこの辺りが平たいので、今晩のお宿にちょうど良さそう。
一方、今から登る予定のお山は正面のドドーンとしたやつで、頂上は少し奥になっていてここからは見えないんだそうです。

谷底に川が流れているので、Cさんが水を汲みに下りてくれました。
・・・って簡単に書きましたが、高低差で100mくらい、往復で30分くらいかかってました💦


Cさんを待ちつつ・・・
高いお山に見られる、オレンジ色の苔みたいなやつ。
昔、ブログの読者の方が「キムチの汁をぶちまけたみたいな」とコメントされたのを今でも思い出します😂


1,5リットルのペットボトル3本分の水を汲んで戻ってきたCさん。
正面のお山に登るにあたって、テント泊の装備の入った重たいザックを置いていきます。
誰も通り掛からないようなポピュラーではない場所ですが(この日も駐車場の近く以外ではほとんど誰にも会っていない)、一応岩陰にザックを隠します。


歩き始める前に、おやつ・・・
ちょっと潰れてしまっているけれど、ノネットと呼ばれる、中にジャムの入ったパン・デピス(スパイスケーキ)です。甘々なので、スポーツのお供に最適(^^♪
通常、アプリコットジャムが入っていることが多い気がするのですが、これはミラベル(スモモ)のジャム入りでした。


わたしのザックの中身を空にしてから、水と上着など最低限の荷物を詰めてCさんに背負ってもらいました。


わたしと同様、カラッカラな岩場が好きなふわふわちゃん(正式名はブノワット・ランポント)。


なんか高そうな岩が🤣


40分ほどかけて峠っぽいところまで登ってきました。
ここからがちょっと登りにくそうです。


最初はまだ登山道っぽいものがあり、よかったのですが・・・


ザレザレで、道が分からなくなってきました。


古くなって、綺麗なカールがなくなってしまって乱れ髪っぽくなってしまったふわふわちゃん。


歩いてきた方を振り返って。


狭いところにギッシリと咲いていたセレスト。
夏の真ん中ら辺から秋にかけてよく見られるポピュラーなお花です。


この辺、結構怖かったです。


登山道もケルンも既に見失いました😭


ここ、絶対一番おすすめの登山道ではないと思うんだけど😓
慎重に登っていきます。


健気なくるくるちゃんに励まされつつ・・・


急は急だけど、こけても大して怪我はしない安全なところにきました。
頂上は秒読みっぽいです。


着いたぁε-(´∀`*)ホッ
この日まで聞いたこともなかったお山、グラン・ベラール(3046m)。


下山&テント泊編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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