フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

峠まで下山&テント設営

山友のCさんとテント泊ハイキングをした先月後半のお話です。


標高2400m台にテント泊の荷物を置いて登頂したグラン・ベラール。
この日まで名前も聞いたことのなかったお山でした(;^_^A
Cさんは以前、残雪の多い時期に登ったらしくてとても大変だったそうです。


ケルンに「3046m」と標高が書いてありました。
足首に障害の残る怪我をして以来、3000m以上のお山に登るのは山スキーで2度、夏山で2度ありました。山スキーは下りは滑って下りられるので、足首に負担が少なくて楽なんですが、問題は夏山です。一度は避難小屋に一泊して行程を2日に分け、もう一度は標高の高い峠道にある駐車場から登った3000mだったので、今日ほどは歩いていませんでした。


頂上で10分間ほどおやつ休憩しつつ、遠くに見えるお山の説明をCさんにしてもらいました。


それではそろそろ下りていきます。


カッコいい稜線にて。


下りていきつつ。


登りで通った斜面の一部は、とても急で下るにはちょっと危なかったので、ザレまくっていて歩きにくいけれど、少し別の斜面から下りました。こういう場所は逆に、下りるのには下りれても、ズルズルと滑るので登るのは難しいのです。


ギューギューに咲いていたサクシフラージュ。


何となく登山道っぽいようになっている地点まで下りてきました。
登る人の少ないザレ場の山って、道がなくなりがちな運命なんですよね(;^_^A


途中、ムフロンが集まっている場所がありました。
シャモアかアイベックスかと思ったんですが、野生の羊だけあり、鳴き声が全く羊なんです。シャモアやアイベックスはほとんど鳴かないし、鳴き声もちょっと違います。


ムフロンのところからさらに20分くらい歩いて、荷物をデポしていた岩まで下りてきました。写真はテント設営中のCさん。



わたしはご飯係を任命されました。
とりあえず、お湯を沸かして日本製春雨スープで暖を取ります😊


ストラバを入れていました。
自転車では獲得標高2000m以上はしょっちゅう、山スキーでも2000m近く登ることはありますが、1500m近くの高低差は、怪我をして以来の夏山では最高記録になりました。


夜&翌日編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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