絶品、としましたが、言うほどグルメな一品ではないので、悪しからず(;^_^A
山友Cさんとテント泊ハイキングに行った時のお話です。
2400m台の平たいところに荷物をデポ、3000m台のお山まで往復して戻ってきたところまで書きました。

Cさんがテントを張ってくれている間に、晩ご飯を作ることにしました。
日本に比べると日没の時間は遅い目なものの、初夏のように9時10時まで明るいというわけではないので、あんまりのんびりもしていられません。

メニューはこないだのテント泊の時と同じです。
というのも、かなりおいしかったので満場一致で再登場してもらうことになりました。
ジャガイモとチーズとサラミを使ったタルティフレット（サヴォワ地方のお料理）風一品。
違うのは、前回は薄切りサラミをベーコンのように最初に炒めたのを、今回は切った後そのまま入れることにしたくらいです。
このサラミは行きつけのお肉屋さんで手作りしているものなのですが、よく乾燥していて固く、しっかりと味が凝縮しているので、炒めない方が良いと前回気が付いたのでした。

新じゃがを皮ごと茹でたものを持って来ていました。
チーズは地元農協で購入した柔らかい目のもので、タルティフレットに使うチーズ、ルブロッションに少し似ていて、前回もこれを使って大成功だったのでした。
このお料理には、あまり味が濃すぎないマイルドなものがよく合うように思います。
ちなみに、バーナーでシェラカップを利用してお湯を沸かしています。お料理に取り掛かる前に、日本製春雨スープを飲んでいたら、テント設営を終えてやって来たCさんが味見して「おいしい」と言ったので、2杯目を作ろうとしているところです。

ジャガイモとチーズとサラミが適度に重なり合うように混ぜ合わせ、ふたを載せて弱火で温めます。前回はオリーブオイルを回しかけて、焦げ付かないようにしましたが、今回忘れてしまったので、底に少しだけ水入れて時々混ぜて、焦げるのを防ぎました。

どんどん暗くなってきてしまい、ご飯の途中からヘッドランプを付けて食べました。

恒例のテント写真。
今回、コンデジを固定する適当な岩がなく、体育座りした膝の上にのせて撮ったので（苦心の策🤣）ブレがちでした💦これは何とかブレが少なく撮れたものです。
谷底でずっと雷が鳴り、ピカッピカッと光っていました。写真でも明るく写っています。

翌朝。
前日にいっぱい登ったおかげか、なんかよく寝れてしまってマジックアワー（あったのかどうか、分からないけど）見逃しました😥
上の写真ではスッキリと晴れているのに、この後少しするとうっすらと雲がやってきて、にわか雨になりました。

今日は晴れ予報なので、すぐに止むだろうと思っていたら案外ずっとポツポツと降っているので、インナーテントとフライシートの間で朝ご飯にしました。Cさんのテントは3～4人くらい寝られるかなり大きなものなので、このスペースもとても広いんです。わたしの一人用テントだと、こんなに余裕はありません。

雨はその後止んでくれました。
雲は広がっていますが、もう降ることもなさそうです。
テントを撤収するCさん。わたしもポールを畳むような、簡単なことだけお手伝いします。

帰りは稜線をぐるっと回って別方向から駐車場まで下りるというパターンもあるみたいでしたが、昨日結構登って、2日連続でたくさん歩くのは障害のある足首に辛過ぎるので、最短距離で帰ることにしてもらいました。写真の奥の峠を越えるくらいで、後はほぼ下りばかりです。

ケルンがいくつもあって、何ともフォトジェニックな峠。

峠から見えるお山の説明をしてくれるCさん。

この場所、枯れているけれど、地図には池として載っていました。
30分ほど奥に下りていったあとは・・・

森に入ります。
昨日は登山道で牛さん達と遭遇しましたが、今朝は野原で寛いでいて、道で鉢合わせることはありませんでした。

途中、ヒュッテの近くを通りました。
泊ることもできるそうですが、駐車場から1時間くらいと近いので、どちらかと言うと飲み物やお食事を目的に寄る人が多いようです。
この写真では分かりにくいですが、家庭菜園もあり、色んな野菜を育ているようでした。

まだお昼前だけれど、お腹が空いてきたので残っている食料で軽食にしました。

わたしの足元・・・
穴が開いて片方を捨てた靴下×2で、色違いなことになった靴下(^▽^;)
この後は1時間くらいで駐車場に到着しました。
前日はいっぱい歩いたけれど、この日は控えめだったためか、あまり足首が痛くならずにすみました。Cさんからも「こないだよりもエネルギッシュに歩けてたね」と褒めてもらいました。

お読みいただきありがとうございました。