フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

秋の避難小屋での夜

久しぶりの避難小屋ハイキングに友人Cさんと出掛けた時のお話です。


駐車場から休憩込みで3時間弱で到着したのはCさんがマイ・別荘扱いしているお気に入りの避難小屋です。わたしも初夏に一度来ていて、今回が2度目になります。
森がすぐ近くて、木を簡単に集めることが出来ます。


夕暮れ時が近づいているので、薪ストーブを点け始めました。


避難小屋の出入り口のガラスに映るお山。


寒い時は、あったかい飲み物が普段以上に嬉しいものです。
インスタントものをいっぱい持って来ました♩
右下のは粉ミルク(スキムミルクではなく、低脂肪乳の粉末)です。
コーヒーや紅茶にだけでなく、お料理にも使えるので重宝しています。


日本で以前に買った貴重な飲み物・・・ほうじ茶きなこラテ。
ほっこりした味で、とてもおいしいです。


山が赤く色づく日の入りをハーブティーを飲みながら眺めるCさん。


寒くなってきたので、マジックアワーの空は窓ガラス越しに眺めました。


イズラン峠クライムの後にチーズ農協で買ったボーフォール入りサラミを持って来ました。


さて、ご飯作りに取り掛かりたいと思います。
茹でジャガイモと熟成の若い地元チーズ、先ほど切ってつまんでいたサラミの一部にも登場してもらいます。


テント泊ハイキングでも2度ほど作った定番ご飯です。
ジャガイモを輪切りにして小さく切ったチーズ、サラミと混ぜます。


オリーブオイルを底に少し入れ、粉ミルクを水で溶いたものも入れました。
蓋をして薪ストーブにのせました。時々、蓋を開けて混ぜて均等に温めます。


ジャガイモが温まり、いい感じにチーズが溶けました。


うわ~い💖
いただきます✨
気分よくモリモリ食べていると、ドアをノックする音が・・・
もう真っ暗になってだいぶ経つのに、中年カップルのハイキング客がやって来ました。
月明かりがあったし、ヘッドライトもあるし、そんなに歩くのには困らなかったそうです。


おふたりも早速自炊を始め、4人でがやがやとお喋りしながら楽しい夕食になりました。
男性はトレイルランニングや山スキーが大好きな山男で、Cさんととても話が合って盛り上がっていました。女性はイタリア系のとても優しい方で、今度ぜひわたし達のうちに遊びに来て、とお誘いを受けました(*´▽`*)


ベッドは二人までしか寝られない小さなものです。お二人は「自分たちが後から来たんから、気にせずに」とわたし達に勧めてくださいました。
寝る前に薪ストーブで小屋を温めていたし、マットレスや冬用シュラフを持ってきていたので、全く寒い思いはせずに寝ることが出来ました。


2日目編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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