大きな木の馬から帰還
「大きな木の馬(Le Grand Cheval de Bois)」という不思議な名前のお山に登った避難小ハイキング記の続きです。
2838mの頂上から下りていきます。
大きな荷物は避難小屋に置いてきました。今晩もう一泊して明日に山を下りる予定なのです。わたしはこのように大きめのウエストポーチ(モンベル製✨)だけという身軽な格好です。
食料や水はわたしのザックに入れて友人Cさんに持ってもらいました。
左手にこういう怖い急斜面があったのですが、Cさんいわく「ここは徒歩の登山では無理だけど、山スキーでは下りられる場所だよ。冬にまたここら辺に来よう🎵」
まじか・・・😱
先ほど、下りるのがちょっと怖かった斜面まで戻ってきました。
しかし、下りるよりは登る方が怖くないはずです。
先ほどはCさんに先に下りてもらいましたが、どんな場所かはもう分かっているのでわたしが先に登りました。
こういうところよじ登るのは大好きなんですよね・・・
もう少しです
平和なところに戻ってきました。
小屋まで楽勝・・・
と思っていたら、放牧の羊の群れが移動してきました。
羊自体は問題ないのですが、牧羊犬とトラブルになることがあるので出来るだけ遠回りをして避けるのがハイキングのマナーになっています。
避難小屋があるのは、稜線を進んだ右側の斜面の少し木のある辺りなんですが、そちら方面を横切っていた羊たちを避けるために、稜線を左側に下りて進みました。
牧羊犬に吠えられることなく😅、無事に避難小屋まで戻ってきました。
薪ストーブ用に木を切るCさん。昼間は暖かくても、日が暮れると急に冷え込んでくるものなのです。
ハイキング中はレギンスを履いていましたが、朝夕は寒いので登山用パンツを履きました。
靴下も2枚重ねして(冬場は3~4枚重ねします)、トルコ航空のアメニティのスリッパで寛ぎ準備完了です。
この日の晩ご飯は味付けしてある市販クスクス(セモリナ)、あとはチーズやサラミ、インスタントスープでした。色々あったけれど、前日のジャガイモ&チーズのボリュームご飯に比べると質が落ちたことは確実です😓
小屋には、誰かが置いていったインスタント山飯があったんですけど、高級過ぎて手が付けられません💦日本でもフリーズドライの商品って結構すると思いますが、これ9,75ユーロですよ!?もちろん一人分です。あまりにも高くてびっくりだし、これを置いていった人も寛大でびっくりです。
翌朝。
小屋のすぐ近くにある水場。
まだ暖かい時期でしたが、夜は冷えるんですよね。
前日の朝ごはんは、ふたりの登山客がいたので賑やかでしたが、今朝はわたし達だけです。
インスタントコーヒーにビスケット、パンとジャム、洋梨とぶどう。
荷物をまとめたら小屋内を掃き掃除します。
2日目ハイキング(下山)編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。