避難小屋泊ハイキング3日目
お気に入りの避難小屋に2泊して秋のお山を散策したときのお話です。
標高2300m台にあるベッド数2の小さな避難小屋。友人Cさんは何度も泊ったことがあり、わたしは今回が2回目でした。
1泊目は他にふたりの登山客が、2泊目はわたし達だけでした。
3日目の今日は駐車場に下りますが、登ってきたのとは違う遠回りで下りていくそうです。
特にハイキング道にはなっていない場所をしばらく歩いていきます。
歩きにくそうに見えますが、大きな岩はあまり動かないので安定はよくて、足の踏み場さえ選べば結構普通に歩けます。
岩々のところいったん終わりで、草原になった稜線に出てきました。
ハイキング道が稜線の左側の斜面を下りた辺りを通っているのですが、わたし達の進行方向はまっすぐなため、一度下りてしまうとだいぶ遠回りになります。道にはなっていないようですが、見たところ普通に通れそうなので正面のごっつい岩山の右側の麓を通ることにしました。
前日ほどではありませんでしたが、この日もシャモアを何匹か見かけました。
進みつつ、振り返って。
岩山の横を通って峠的なところに着いてから、左側を見下ろした景色。。
草原を通る平和な感じのハイキング道になっていますが、そこまで下りて、また上がってくるのは面倒くさいですよね💦
夏の後半から秋にかけてが旬のジョンシアン・シャンペートル。
これはおそらく、カンパニュール・ド・モンスニ。
峠以降はちゃんとした登山道がありました。
ちょっとアドベンチャーっぽい楽しいところをしばらく歩いたのち・・・
岩々と草原が混じった穏やかな感じの景色に変わってきました。
しばらく秋色の草原を歩いていくと、水がほとんど枯れてしまった水溜りのような湖があったので、近くでランチすることにしました。
分かりにくいですが、画像の右上に水溜りが写っています。
前夜に茹でたパスタ、サラミとチーズにパンというこれ以上ない定番のご飯でした。
ランチ休憩後、さらに谷の奥へと緩やかに登っていくと、先ほどよりかはもう少し水量のある湖がありました。
乳白色の混じった水色が美しい小さな湖でした。
峠に到着しました。
振り返って。
砂漠とオアシスのようにも見えますね。
奥には前日に登ったグラン・シュヴァル・ド・ボワ(2838m)が。
峠から反対側に下りていきます。
Cさん曰く、この辺りも山スキーをするのに最適な場所なんだそうです。
あと2、3か月もしたら雪が積もるのでしょうか。楽しみです。
お水がなくなりかけていたので、ちょろちょろと流れている小川でお水チャージしました。
峠から1時間半くらい下りてきた地点。
この少し先に道路があるのですが、一昨日に歩き始めた地点とは数㎞離れているんです。
ここらへんに、実は・・・
一昨日に出発前に車でここまで来て、自転車を木の茂みに隠しておいたのでした。
自転車で車を取りに行ってもらって、ここまで運転してきてもらいました(^▽^;)
歩くと1時間くらいの距離で、ヒッチハイクするという手もありますが車があまり通らない可能性も高いので(実際、Cさんを待っている間に車1台とバイク2台しか通りませんでした)・・・
お読みいただきありがとうございました。