フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

3つの峠周回コース、Rさん惜しくも棄権

友人Cさんとそのお父様Rさんと共に、3つの峠(カイヨール、レ・シャン、アロス)を巡るっ距離約125m、高低差約3400mというコースにチャレンジしたときの話です。


ふたつの目の峠、レ・シャン峠に到着したところを、数分先に到着していたCさんが撮ってくれました。


峠のやたらと大きな看板前にて。峠にはマウンテンバイクをしに来た一家がいたくらいで、とても空いていました。
このコースには7月にひとりで来ているのですが、その時もこの峠道だけ、ほぼ誰ともすれ違いませんでした。


しばらくしてRさんが到着しました。
わたしとは5~6分差、Cさんとは10分以上の差で、かなり疲れておられるようです。それでも、初めて来るこの峠道の美しさがとても気に入ったとおっしゃっていました。


3人の自転車。
もう午後2時を過ぎていて、かなりお腹が減っています。


峠ではこれといったピクニックに良さそうな場所がなかったので、少し進むことにしました。


1㎞も下りないうちに、道路の右手に座りやすそうな平たい草原が広がっていたので、自転車を押して道路から数十メートル離れていきます。


ガッツリとパスタをいただきます✨
茄子&ズッキーニ入りです。


それにパンとチーズ。
全部、運んでくれたのはCさんでした。いつも重たいものを積んでくれて感謝です😊
たっぷりランチをいただいた後は、ダウンヒルを続けます。


峠道のほぼ最後に水場があって、飲み水をチャージできました。


峠道を下り切ると、古いお城のような建物がありました。
わたし達は3つ目の峠道のある右方面に曲がります。


3つめにして最後のアロス峠👇

22,6kmで高低差1010mを登ります。
半分以上はかなりなだらかで、最後の数㎞は比較的山道らしくなっているものの、7%ほどとそうしんどい道ではありません。前回ひとりで来た時は反対周りで走ったので、最後にカイヨール峠(この日最初に登った)のもっとしんどい登りが待っていたのでした。


この日、実はCさんのお母様と途中で車で待ち合わせしていました。
というのも、このコースをリクエストしたのはRさん本人でしたが、途中でバテてしまったらお母様の運転する車に乗せてもらって帰る、もし元気なら続行で、お母様とはみんなでお茶をするだけ、という予定になっていました。


お母様にはレ・シャン峠から下りる途中で連絡していたので、カフェなどお店が少しある村でうまく落ち合うことが出来ました。
みんなでカフェに腰掛け、飲み物で一息つきます。
お父様「もう僕はこれでやめておくよ。もう今日2700mくらい登っているし、あとひとつ峠を登れる気がしない」
ええっ、残念です。スピードは落ちてきていたけれど、そこまで死にそうになってる感じはしなかったし、ここでお母様と待ち合わせしていなかったら、多分へとへとになりつつも3つ目の峠に登れていたと思うんですよね・・・


そんなわけで、Cさんとふたりだけで最後のアロス峠に向かいました。これはラ・フー・ダロスというスキー場を通過しつつ撮った一枚です。
稜線の奥が峠になっています。今から通る道をほぼ見渡すことが出来るって、なんだか気分的に楽なんですよね。


Cさんはわたしよりも速くて特に待ってくれないので😂一人になってしまいましたが、車で先回りしたRさんと奥様が路肩で2、3回待っていてくれて応援してくれたのがとても嬉しかったです。


峠直前。ヘロヘロです💦


つ、着いたぁ😭
3つ目の峠・アロス峠。なんとかコンプリートしました。
あとはダウンヒル&平坦で20㎞ほどなので、実質ここで終わったも同じ(^▽^;)
ところで、上の写真を撮った時に、ショックなことに気付きました。
みんなでカフェに入った時にストラバを止めて、つけ忘れてしまってたのです。
普段はあまり止めないんですが、スマホのバッテリー残量が気になってたんですよね💦
👇

丸で囲った、3つ目の峠道のメインの部分が記録されませんでした😥


距離にして13㎞ほど、高低差にして700mほど、時間は約1時間15分くらいがカウントされていないストラバ記録になりました。


この日の朝にひとつ目の峠だけ一緒に登った友人S君も一緒にみんなで晩ご飯を食べました。Cさんのお母様の手料理、茹でジャガイモとチーズ、サラダにゆで卵です。


飲み物はワインではなく、S君が持ってきてくれた地ビール。
こってりとした味わい深いビールでした。


お読みいただきありがとうございました。

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