フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

夏にソロテント泊した思い出

夏の終わりにひとりでお手軽ハイキング&テント泊をした時のお話です。


先ほど登ったお山に何度か冬に来た時に、この辺も歩いたことがあったので、なんとなく目星はつけていました。


奥まで進んでみます。


夏の終わりによく見られるカ―リン。なんかドライフラワーみたいなお花です。


広くて平たい場所という記憶だったんですが、案外傾いていたり動かせない岩が飛び出ていたりで、どこにでもテントを張れるわけではないんですよね・・・


地面が平ら、かつ見晴らしの良いところにテントを張りました。サーマレスト(エアマット)が勝手に膨らんでくれている最中です♪
今回、ほとんど歩いてないけど一人でテント泊するのはとっても久しぶりになります。これもこの夏の嬉しい経験のひとつでした。


膨らんだマットを敷き、シュラフを広げました。まだすぐ寝ないけど、テントを張ったら毎回すぐにシュラフを出してきて広げる習慣がなぜだかあります(^-^;
狭いながらも落ち着く、大好きな空間です。


テントの近くでおひとり様ディナーです。


かなりおいしい春雨スープ、チゲ味。
色々な味が詰め合わされている中で特に気に入ってます。


夕暮れ時の空とわが家。
8月はまだ日が長いので8時15分でもまだこれだけの明るさでした。


サヴォワ地方の代表的なお山のひとつ、エギーユ・ダルヴとエギーユ・ド・ゴレオン。


翌朝、6時半。
ベルドンヌ山塊方面がちょっと雲海っぽくなっています。


テントに朝露がたくさんついています。湖畔にテントを張ることが多いので、湖の湿気で朝露がすごいのかと思っていましたが、あまり関係ないのかもしれませんね。


雲海を見ながらの贅沢な朝ご飯タイムです。
今朝はシリアルとパンの2本立て。バターやジャムがなくてコンテ(チーズ)です。
それといつも通りインスタントコーヒー。


シリアルにはスキムミルクを混ぜているので水を入れると牛乳をかけたっぽくなります。


朝ご飯のあと周辺をウロウロ散歩してると、木の下にでっかいボレ(セップ茸の仲間)が✨しかし、ちょっと古いみたいで虫食いになっていたので残念ながら諦めました。


テントを撤収し始めました。


サーマレストも一発で袋に入れることに成功💖我ながらほれぼれする巻き具合です。


天使のカーテン…っていうんでしたっけ。
雲の下から朝日が輝いています。


ダイナミックな雲。
完全な青空でない方が朝夕は空の変化が楽しいですね。


絵になる枯れ木と朝日、秋らしい雲。


さんざんお空を楽しみました。車を停めているところまで歩きます。


帰ってくると、ワイルドなジープ・ラングラーがやって来ました。
乗っていた男性ふたりとしばらくお話しましたが、わたしが昨日ハイキングした山の稜線まで登ってパラグライダーするんだそうです。


幅の狭い怖い道路を通って岐路につきました。


お読みいただいてありがとうございました。

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