熟年山スキーヤーさんとハイキング
今年75歳になる山スキー歴40年のGさん(「爺さん」と揶揄してるのではありません😅)とご一緒する機会がありました。
Gさんとは、昨年5月の残雪期に息子たちと泊った雪山(というにはかなり雪解けが進んでいたけれど)の山小屋で知り合いました。
山小屋前にて、早朝(確か6時半くらい)ハイキングに出掛けるGさん(左)。
右はブログによく出てきているDさんです。親子ほども歳が離れているけれど、親友だというおふたりとはこの日に知り合いました。
この日は、新雪の翌日。
Gさんがよく知っているベルドンヌ山塊にスキーをしに行くことになっています。
指定された自転車屋さんの駐車場にて待ちます。お店の中を見ながら待ちたいところなのですが、残念ながら開店時間前でした(^-^;
少し遅れて到着したGさんの車に荷物と共に、乗り込みます。
「ゴメンゴメン、いつも混まないところで道が混んでて・・・」とGさん。いいんですよ、この時期、寒波が来ていて朝はめちゃくちゃ寒かったので、少し遅くに出発するのは大歓迎です。
あまりにも寒くて、わたしの長くはない山スキー経験上、初めて車の中で靴を履き替えました( ̄▽ ̄;) やりそうで、あんまりやらないことのひとつです。それくらい外に出るのが辛かった💦
靴も履いてしまったので、仕方なく!?外に出ます。
外の気温はマイナス14度。動きがフリーズし気味のわたしに代わって、スキー板に滑り止めを貼ってくれているGさん。すみませんねぇ・・・
ちなみに、ここはスキー場のメインではない駐車場のひとつで標高約1400mです。
最初はスキー場のゲレンデをしばらく歩くことになるようです。
ただし、ここら辺のゲレンデはなぜか圧雪されてはいませんでした。
10分くらいか登った辺りから、ゲレンデを離れて森へと入ってきます。
美しい・・・しかし、それにしても寒い!こんなに寒いのはこの冬初めてです。去年もこんなに寒い日にスキーをしたことがなかったように思われます。
歩いていると、体はそれなりに暖まってくるけれど、手の指先がいつまで経ってもちぎれそうに痛いのです。
Gさんも、同じように手が痛い、と繰り返しておられました。「手だけでなく、年齢と共に寒さがきつく感じられるようになってきてね・・・」と辛そうでした。
途中、小さな小川を越えるとことがありました。
ハイキングらしくて好きです。越えるのが大変なような川はゴメンですけど(^-^;
この辺まで歩いて来ると、体が暖まってきて寒さはほとんど感じなくなっていました。
この後、結構な下りが待っていました。
滑り止めを剥がすのは面倒なので、このまま下りていきますが、結構急なので難しいです。滑り止めを付けたまま下りるのは、苦手なことのひとつです・・・
しばらく登ると、この日の登りの中で唯一ちょっとややこし目のところにぶち当たりました。かなり幅が狭くて急な斜面なのです。
前を歩く2、3人の人がスキー板を外して担いで登っていたので、どんなに難しいのかと思ったら、結構普通に板を履いたまま登ることができました( ̄▽ ̄;)
今の時期は見えませんが、この辺りは湖があって、手軽なハイキングコースとして子供連れ家族にも夏は人気なんだそうです。
ちなみに、前に写っている人たちは、雪崩対策の講習に来ているようでした。
ちょっと急な斜面をジグザグに登っていきます。
キックターン中のGさん、
ちなみに、歩く速さはわたしと似た感じ(後半はわたしのほうが速かったけれど)でちょうどいい感じで一緒に歩くことができました。
峠方面。
写っているのはGさんではなくて、少し前を歩いていた若い男性でした。
もうじき、日向に出られます✨
こういう寒い日は特に嬉しいです。
うわ~い\(^_^)/
生き返る✨
峠には、憲兵隊(警察と同じような仕事をする、ただし内務省でなく防衛省の管轄)の方たちがスキーを履いて集まっていました。
峠まで下りずに、わたし達は左手の斜面をさらに登っていきます。
が、ここら辺で一度休憩することにしました。
ここまで700mくらい登ったようです。
先日のグラン・ガリビエに続いて神戸名物が出てきましたよ・・・
わたしにとっては懐かしい味のひとつ、瓦せんべい。
年末に帰省したときに買いました。少ししか買わなくて、この時食べた分で底をついてしまい、「どうしてもっと買わなかった・・・」とプチ後悔(T_T)
亀井堂総本店の和風な小さな焼き菓子もほっこりとしたおいしさで大好きです。
立ったまま、7~8分休憩したのち、頂上に向かって再び歩き始めます。
気温はマイナス10度くらいには上がっていたかもしれませんが、暖かいとは言えないはずなのに、風のない日向では不思議なほど寒くないのが雪山です(ガッツリ登ってきたのもあると思うけど)。
後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。