フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久しぶりにOさんとスキー・後半

最近、あまり登場していなかった山スキー師匠のOさんと久しぶりにハイキングに行った時のお話です。


行き先は、昨年から「行きたいね」と言ってたエクラン国立公園内の2900m台のお山です。
奥にその稜線が写っています。


避難小屋でおやつ休憩をした後は再び登り続けます。


この日は湿った新雪で、スキーの滑り止めに雪がこびり付いて滑りにくくなりがちでした。
ストックの輪っかの部分で雪をこそげ落としてくれているOさん。


ご覧の通り、なだらかな斜面です。
雪崩予報が5段階中の3だったと思うのですが、傾斜が25パーセント以下の場所がほとんどで、雪崩の危険の少ない山です。


唯一、目に付いたのがここ。
雪崩跡に新雪が積もったものでした。
ただし、わたし達の歩いているのはこんななだらかなところばかりでしたが、もっと近道で登れる急斜面にはいくつかの小さな雪崩跡や、この後雪崩てもおかしくないような箇所がありました。


またスキーの裏がこんなことに😓
歩いていても、重く感じられる湿った雪です。気温の高い春の新雪はこういうことになりがちなのです・・・


すんませんねー、Oさん💦
こそげてもらっても、またどうせ元の木阿弥なんだろうけど、とりあえずとっても歩きにくいのでヘルプを要請しました。


立ち止まったついでに、エネルギー補給です。
ボーフォールチーズを出してきて、パンも齧りました。


オレンジまで出してきて、半分わたしにくれました。


エネルギーチャージして元気になったOさん、さらに加速してわたしは置いてけぼりという懐かしいパターンです。


頂上の少し前でとても風がきつくなってきたので、頂上は諦めてここら辺で下りていくことにしました。


滑り止めを剥がして片付け中のOさん。


登ってきた谷を下りていきます。


この日は雪崩予報が5段階の3でしたが、ほとんどのところは、こんななだらかな斜面なので、危険を感じることはありませんでした。


飲み水が残り少なくなってしまったので、途中の小川で水を汲もうと試み中のOさん。
浅すぎて上手く汲めず。もう少し下に下りてから探すことにしました。


だだっ広い斜面から、少し狭くなってきます。


こういうところの方が楽しいんですよね・・・


Oさんとスキーするのは久しぶりだったので「ちょっと上手くなったね」と言ってもらいました💖 この冬春の後半は鬼コーチその②?のDさんとガリガリやバサバサの雪や、ややこしい斜面や。大きい高低差のハイキングにいっぱい行っているので、鍛えられたに違いありません。でも、ゲレンデスキーもしたことのない40代後半のわたしに山スキーを教えてくれたのはOさんなので、これについては常に感謝の気持ちを持っています。


結局、先ほどおやつを食べた山小屋前まで下りてきました。
小屋前には水場があるし、ここに腰を掛けてランチにすることにします。


ボーフォールと山羊チーズ、サラミとパンという常連たち。
わんこ連れのスキーヤーさんが下りてきて、サラミやチーズの匂いに釣られてやってきたわんこを遠ざけているスキーヤーさん(^-^;


わんこを釣れていたスキーヤーさん達。
男性は近くのスキー場のインストラクターをされているとのことでした。


ランチ後はどんどん下りていきます。
なんかややこしいところを通る羽目に・・・
こんなとこ登りでは通らなかったけど!?


クロッカスの一種が時おり咲いていました。


雪が少なすぎて、スキーを外さざるを得ず・・・
以前にOさんとこの辺りを散歩したときは2月だったので、この広い谷にもビッシリと雪があったのでした。


駐車場の少し手前で2,3人のスキーヤーさんが前を歩いているのに追いつきました。


Oさんはわたしが足首が悪いのをよく知っているので、荷物を軽減するためにスキーを持ってくれています。愛想はないけど、結構優しいところもあります(^^;)





林道に停めてあった車まで戻ってきました。
頂上までは行けなかったので、高低差では1100mほどのハイキングになりました。


帰りに寄った行きつけのお肉屋さん。


塩バラ肉などを購入。


お読みいただいてありがとうございました。

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