フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ゆるポタ詐欺その2だった

「ゆるポタ詐欺」という言葉があります。ロードバイクに乗る人ばかりではないので、説明しておくと「緩いポタリング(サイクリング)」だよと言っておいて、坂道などを含んだしんどいコースに連れていくことを指すようです。
昨秋、山友のDさんから典型的なゆるポタ詐欺に遭った話を書いたことがありましたが、また似たようなことが起こりました・・・


その日、わたしは長時間運転してお疲れ気味。かといって、平坦のみのサイクリングコースには興味がないので「山道には行きたいけど、あまりしんどくないところにしよう」と山友Cさんにお願いしてありました。
ちょっと天然なところもあるけれど、基本的に優しくて思いやりのあるCさん。「もちろんだよ。良いところがあるから」とニッコリ。


しかし、しょっぱなからハプニングが・・・


Cさんが連れて行ってくれた道は最後、未舗装路に😱
「ごめんごめん。前に来た時はマウンテンバイクだったから、舗装路だったのかどうか、覚えていなかったよ」と。今来た道をしばらく引き返します。
ごめんねーって謝るので「いいよ、大丈夫」と返事して再出発した約10分後に、また未舗装路になったので「??」
Cさん「いや~この道の先、行ったことなくってさ・・・どうなってるのか気になってて」
は?そういうのは自分一人の時にやって下さい💦
で、普通ならここで大いに恐縮して、よく分かっている道に戻るものと思うでしょう?飽きもせず、同じことを繰り返すのがCさんの特徴です。


まじか・・・3回目?
「いや、ごめん・・・」アドベンチャーがどうのこうの、とモショモショ言ってるCさんに言ってやりました。ロードバイクにアドベンチャーはいらんから、マウンテンバイクで来た時に勝手にやって
もう引き返すのも面倒だったので、未舗装の林道を自転車を押して歩きました。
青いところが2度引き返したところです
👇


さて、ここまでは「ゆるポタ詐欺」ではなく、「舗装路詐欺」とでも言っておきましょうか、新種の詐欺ですね😂


気を取り直して漕いでるうちに、Cさんお勧めの「あんまりしんどくないけど、きれいな山道」に近づいてきました。こじんまりとしたスキー場へと続く、車の少ない山道なんだそうです。傾斜は大したことがなくて、最大でも8%くらいだとか。
ってことは、6~7%くらいの山道よね、と勝手に解釈して登り始めました。


カーブの内側に羊さん達がいっぱい(#^^#)
牛よりも羊の放牧が盛んな地方です。


確かに車はほとんど全然通らないし、舗装の状態も良く(^▽^;)、向かいの岩々のお山もいい感じです。それにしても結構しんどい・・・死にそうになる激坂ってわけじゃないけれど、かなり息があがりっぱなしです。6~7%がこんなにきついなんて、わたしそんなに疲れてんのかな・・・


スキー場の少し先まで続いている道路の最終地点まで登ってきました。しかし、結構しんどかったなー・・・


クロワッサンとパン・オ・ショコラがおやつでした。


下り。しんどかったけれど、6㎞ちょっとと短い山道だったので、すぐに下のメイン道路に着いてしまいました。後からストラバで見てみると・・・
👇

この山道、最大8%ではなくて、平均8,8%やん😂しんどかったはずだ😂


その日に遊びに行ったおうちのわんこ。

メスのボーダーコリーちゃんでした。
おこぼれ狙いか、テーブルの下に陣取っています。


遊んで欲しくて、ひっくり返ってクネクネしています。可愛い😻


面白いものをいただきました。
友達が自分で森で摘んだ行者にんにくをミキサーにかけ、オリーブオイル、塩コショウで味付けしたジェノベーゼ風のソースのかかったパスタです。松の実は高いので、代わりにピーナツを入れたとのことでした。癖になるおいしさで、ガッツリとお代わりまでしてしまいました。


お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する