フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

湖畔でランチ・イタリア自転車旅4日目

9月に友人Cさんと出掛けたテント泊自転車旅の4日目午後のお話です。
標高2284mのサンぺーレ峠から900m台の麓の町まで下りてきて、食料品店で買い出しをしました。この後、「本日の峠道」にアタックします。


お店の前のベンチで買ったばかりの500ml入りのヨーグルトをCさんと分けて一気食い(^▽^;)


洋梨も。
この時点で12時過ぎだったのですが、あまり食べると登るのも大変なので、少量ずつ食べようということでおやつ止まりにしておきました。
マウンテンバイクでお買い物に来ていたフランス語が達者なイタリア人のおじさまと、峠道についてなど、お店の前でしばらくおしゃべりしました。


「本日の峠」のアニエル峠は仏伊国境にあり、フランス側は去年に一度、この夏にも一度登っています。その時はいずれもイタリア側にも少しだけ下りていますが、今回はイタリア側の山道を麓から登ることになります。
こんな感じの峠道です👇

22,4㎞で1467mを登る、平均7パーセントの山道になります。前半はなだらかなのですが、最後の8,5㎞が平均10%というのが恐ろしいです😓しかもわたし達は荷物も積んでいるのに・・・


前半は緩やか、とはいえところどころ、しっかりとした登り坂がありました。
ここはCさんを待った地点です。


さらにしばらく登った地点にある村、カステルデルフィーノ。
この少し先に湖があるので、そこでランチ休憩しようとCさんから言われています。
この村を越えた後、きつい目の山道でかなり暑い日だったこともあり、汗だくに・・・


ちょうど良いミニ滝のそばを通りかかったので頭から水を浴び、ついでにウエアも思いっきり濡らしておきました。
それでもCさんが中々上がってこないので、グローブとシャツを洗い、絞ってからサコーシュに括り付けて乾かすよう試みました。


ヨレヨレで登ってきたCさんと湖畔を走ります。
ダムのある人口湖でしたが、気持ちの良い道です。


奥の方が砂浜になっていたので、自転車を押して下りてきました。


カイトサーフィンを楽しんでいる人たちを長めながらランチにします。
例によって、パスタは前日の晩ご飯のときに準備したものです。


ブルーチーズは、先ほどの食料品店で買い求めた地元の「トーマ・ディ・サンぺーレ」というもので、中々おいしかったです。


山の中をサイクリングしているようには見えない1枚になりました。


ランチ後は、本格的に峠道にアタックします。


峠の15㎞程手前にあった看板。
「アニエル峠(イタリア語ではアニエーロ峠)、開通」とあります。
このあとしばらくは大丈夫だったのですが、傾斜のきつい部分に入ってくるとやはりしんどい・・・14%が500m続く地点もあり、立ち漕ぎでなんとか登り切りましたが、荷物がやはりネックです。


もう、腰とか背中とかが痛くなってきて自転車から一度降りました。峠まで5㎞くらいの地点だったと思います。今回の自転車旅で、15㎏以上の荷物でかなり苦戦していたCさんですが、ランチ後からこの地点までは荷物5㎏のわたしよりも速く登っていました。
ただ、ここで小休憩してしまったことでリズムが狂ったらしく(;^_^A、ここから峠まではペースダウンしてしまっていました(ごめんなさい💦)。


お水がなくなりつつあったので、峠の2㎞ほど手前のミニ滝でチャージ。


とても暑い日だったので、再び頭を濡らしました。
ありがたいです✨


峠の少し手前にある湖で立ち止まってお菓子を食べました。


出発しようとしたら・・・エーデルワイスが足元に💖
さあ、残りわずかです。頑張ろう❣❣


つ、着いた~😭
アニエル峠(2744m)。再びフランスに帰ってきました。
今回の旅行で越えた峠道はどれも長くて勾配もきついものばかりでしたが、この峠道の後半が一番しんどく感じました。


イタリア側を振り返るとこうです。
少し下を漕いでいるCさんを待ちます。
正面に見えているのは、この地方を代表するお山であるモン・ヴィゾ(3841m)。この峠道の前半に登山口があり、たくさんの車が停まっていました。


4日目夕方~夜編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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