フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

再開通の峠道を最後にクライム

11月前半にどっさりと雪が積もって冬季閉鎖期間に突入していたアロス峠道(2247m)。
その後2週間ほどお天気が良く、雪が自然に融けてしまったため、再開通していました。


閉鎖された時は「また来年の春(再開通は5月上旬くらいのことが多い)までさようなら😢」という気持ちだったのですが、思いのほか早くに来ることが出来ました😂


この日は山友Cさんと、S君と一緒でした。
久しぶりの峠道クライム、正直辛かったです。秋の前半くらいまでは、一気に1500~1700mくらい登る標高の高い峠道にしょっちゅう登っていたので、高低差1100m(平均6,5%)ほどのここは楽勝な峠道のひとつだったのに・・・体力がたった1~2か月でここまで落ちることにガッカリです。


正面のカッコいいお山は、グランド・セオラン(2909m)。
斜面によっては山スキーでも登れるお山らしいので、今シーズン出来たら挑戦してみたいと思っています。


日当たりの悪い辺りでは、道路が凍結していたので、自転車を降りて路肩を押して歩きました。


ヒルクライムしているとそんなに寒くはないんですが、ビジュアル的に底冷えする感じです💦


峠まであと4㎞くらいのあたり。
カメラを向けられて微笑んでますけど、死にそうになっています。


つ、着いたぁ(;´∀`)
今シーズン多分10回目くらいだったアロス峠。反対側から登ったのも併せるともっとかな…


雪の融けているところを歩いて少しだけ登ってみました。
画像の右下にマイ・バイクが写っています。


本日のお菓子はちょっと最近ご無沙汰だった台湾のうまい棒(勝手に命名)です。


現在この峠が一時的に再開通していることは、あんまり知られていないため、通行車両はほぼゼロでとても気持ちの良いサイクリングでした。


まるで春の終わりに再開通した峠道のような景色に出会えて本当にラッキーでした。
ただし、気温は春の終わりよりもずっと寒いです。麓で5~6度くらい、峠は1~2度くらいだったと思います。


路肩にはこんな感じで、雪の上にカラマツの葉が被さっていました。
下りはとっても寒いので、ダウンジャケット必須でした。


夜はCさん、S君と一緒にご飯を食べました。
S君が食後に出してきた手作りのジェネピ。同名の高山植物をアルコールに漬け込んだものです。売っているものは30~45%くらいのアルコール度数のことが多いのですが、なんとほぼピュアなアルコール(90%以上)、水で割って飲むんだそうです。夏に自分でハイキングした先で摘んできたジェネピだそうで、その時のハイキングの話など聞きながらゆっくりと味わいました。


こちらはわたしが焼いてきたパン・デピス(スパイスケーキ)です。
たっぷりの蜂蜜と黒砂糖とナツメグ、シナモン、生姜、クローブ、八角、それにかなりたっぷりのアニスシードを入れました。
「峠登ったから」とみんなたっぷりとお代わりして食べました😂


お読みいただきありがとうございました。

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