新雪リベンジ
先日、とびっきりのパウダースノーの新雪の翌朝に次男カップルとお散歩ハイキング&ピクニックをした話を書きました。楽しかったし、ふたりにも喜んでもらえて良かったのですが、最上の雪を大して滑ることが出来なかったことが少し心残りだったのも事実です。
雪の状態がまだ良さそうだったので、後日にひとりで同じエリアに舞い戻ってきました。
次男カップルとはスキー場に行ったのですが、この日はその数㎞手前の駐車場(標高1200m台)に停めました。ハイキングの出発地点としてとてもポピュラーな場所なのに一台も車が停まっていないことで嫌な予感がしないでもありません(◎_◎;)
まずは林道歩きから始めます。
いくらかのスキーやスノーシューの跡があります。
しばらく林道を歩いたのち、広々とした野原に出てきます。
この辺りは傾斜も少ないので、週末を中心に地元の家族連れなど気軽なハイキングをする人たちで賑わいます。
さらに進んだところにある山小屋風レストラン。
冬でも開いているのですが、定休日がかなーり気まぐれで、いつも「今週は〇曜・〇曜・〇曜に開けます」という貼り紙があります(^▽^;)
夏のハイキング道通りに進むと、間もなく森に入ります。
スキーの跡が2,3人だけあります。とってもポピュラーな場所なのに、珍しいな・・・というか不吉な予感がしないでもありません。
しばらく登っていくと、木がまばらになってきました。
この辺りはスノーシュー用の散策コースにもなっています。
今向かっている山は、夏山で何度か登っていますがスノーシューでも2回くらい来ています。実はスキーで来るのは初めてなのです(^^♪
というか、ひとりでスキーで来るのに初めての場所はちょっと不安なので、よく知っているここを選んだわけです。
今歩いている場所が雲と青空の境界線になっています。
むむっ、これはもしかして雲海に出会えるかもしれないパターンですよ・・・ドキドキしながら登っていきます。
青空が完全になくなってしまうこともあり、もしかして雲海ではなく、ここも雲の中かもしれないと心配にもなります。
そして、何よりも心配なのはこれ・・・
雪の量が少ないんです。次男カップルと来たスキー場にはもっとたっぷりと積もっていたのに。
岩が露出しているところもいっぱいあります。登りはまあいいとして、こんなに岩・石だらけの場所をスキーで下りるのは怖すぎます・・・スキー板傷めまくります。
少し下りるところが2,3度ありました。
徒歩での登山だと特に気になりませんが、スキーで下りてくるときに登りになるのは厄介です・・・でもスキー場でもない限り、ちょっと平たくなったり、下りでも登らないといけなくなることは結構ありますよね。
洞窟的な大きな穴が開いているところもあり、下りではスキーだとそこそこスピード出てるから落っこちないよう要注意です。
稜線が見えてきました。
風が強くて雲がすごい勢いで流れていくので、曇っていたかと思うと急に青空にもなります。
寒過ぎて&風が強すぎてクリスマスのデコレーション的になった木々。
不思議な形をした稜線部に到着しました。
フェンスのように石灰質の岩壁がズラーっと並んでいるのが、ここヴェルコール山塊の特徴です。眼下に見えているのはグルノーブルの町です。
摩訶不思議な地形。
ここを登っていきます。
ちょっと急な斜面ですが、幸い雪は凍っていなかったのでクトー(スキー板にはめるアイゼン)を出してくる必要はありませんでした。
スキーヤーが一名、徒歩が一名登った跡があります。
最初の森の辺りはスキーヤー3人分くらいのトレースがあったのですが、なにせあの岩の出っ張り様だったので諦めて引き返してしまったんでしょうね(-_-;)
振り返って。
青空の時にはない、独特の雰囲気があります。
頂上の十字架が見えてきました。
この辺りは特に風に吹き飛ばされて雪がほんの少しになっています。絶対にスキーでは下りられないです(;´Д`)
おおお、期待してた通り、反対側は雲海になっていました。
着きました、ピック・サン・ミッシェル(1996m)。
こんな靄だと思ったら・・・
ほんの10秒後にはこんな青空&雲海に。
感動的に美しいんですが、風が強くてとっても寒いので、すぐに下りる準備をします。
下りていく途中に出会ったシャモア。
クロスカントリースキーのコースを通って、車を停めた駐車場の数㎞先にある次男カップルと来たスキー場に下りました。
スキー場から1時間くらい登って到着した稜線。
チーズとサラミとパン、お茶というシンプルなランチにしました。
定番のイチゴジャム付きの駄菓子。
森の中を下りていきます。
めちゃくちゃに登ってきたし、めちゃくちゃに下りていきます(≧∇≦)
クロスカントリーのコースに適当に入ったら、最後の1㎞くらいが登りになってて、滑り止めまた貼るのが面倒だったのでスキー抱えて歩きました(;´Д`)
ただいま、デミたん(^^)/
この日のハイキングの記録。
お読みいただきありがとうございました。