randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

レ・マルシュ峠(2725m)を越えて駐車場へ

山小屋に2泊してのセルス山塊。3日目の朝は山小屋を朝出発して一つ目の経由地バタイエール峠(2787m)を越えて谷底まで下り、レ・マルシュ山小屋を通過、さらに次の峠、レ・マルシュ峠(2725m)を越えて谷底に下りて駐車場まで帰るというものです。


時間は10時になったところです。
朝6時半に出発してから特に休憩らしい休憩もしていなかったので山小屋前で5分ほど休憩しました。地図を見て峠の位置を確認します。どうやら小高い山の裏に位置するようでここからは見えません。


小屋があるのは完全な谷底ではないのですが、川の反対側に渡らないといけないのでドン底まで標高を下げます。こういうとき(これから峠なり山頂なりに登らなきゃならないのに、とりあえずは下りる、というとき)。「え~まだ下りるの?やめて~~(+_+)」心の中で叫びっぱなしです(;´Д`)


ついに2183mまで下りてきてしまいました(´Д⊂グスン
現在10時20分。レ・マルシュ峠までは2時間とあります。


さあ、行くで~~
これが最後の登りです。峠から後は駐車場まで下るだけです。


登り始めて間もなく、右手に大きな湖が見えてきました。こちらと反対側はダムで堰き止められているビソート湖です。


レ・マルシュ山小屋が小さくなっていきます。


向かいの山の斜面を何気なく見ていると、表面が動いていることに気付きました。


羊が・・ものすごい数の羊が列を作って下りてきています(@_@)


あっという間にみんな下りてきました。


軍隊のごとくしっかりと列をなして同じスピードでテンポよく下りてきた羊たちですが、一旦下りてくるとのんびりとそれぞれが好きなところで好きなように草を食べています。


わたしが歩いているこの道も、他のハイキング客の足跡より羊の足跡の方が多いです(~_~;)


一段落、平らなところに出てきました。いかにも湖がありそうな地形ですが、あったっけな、この途中にも・・と思いつつ進んでみると・・・


ありました、やっぱり(^^;


ここにもワタスゲが。


湖の横をどんどん上がっていきます。


ほんの少し残っていた氷をズームで。


登るにつれ湖の形が違って見えてきます。


もう雪も完全になくなりつつあります。


この真正面が峠のようなのですが、この斜面はかなり急なので・・・


このように峠から右手に思いっきり離れて行って・・・


こんな風にぎゅーっと元の方向に戻って来る・・という道が作られています。おかげであまり急でなくて助かるけどものすごい遠回りです(^_^;)


いよいよ峠に着くようです。


うわ・・すごい景色よさそ・・・


11時45分、レ・マルシュ峠に到着\(^_^)/
先ほど通過した峠には案内板はなく、朽ち果てて読めなくなった手作り案内板だけだったのに・・同じコース上の同じくらいの高さの峠だというのに、この差は何なのでしょうか。
ヴァルメニエ1800(スキー場)まで3時間・・・ここに車を停めているのです。


メイジュやバール・デ・ゼクランといった4000m前後のエクランの巨人たちが奥に。


こちらはもう少し小柄な、といっても3500m以上あるエギーユ・ダルブの3兄弟。


眼下にはまた湖があります。
地図を見ると、ヴァルメニエ村の中心地とわたしが停めている駐車場とは少し離れているので、わたしはメインのハイキングコースから途中で分岐する必要があります。地図と眼下に見える地形や道を見ていると、村に行くには谷(写真の右の端へ)に向かって真っすぐ下りるのですがわたしは湖の畔を通って別の谷に下りるのです。間違えたら大変ってこともないけど、遠回りになるのでちゃんとこの分岐を見落とさないようにしないと・・看板あるかもしれないけど何もないときもあるので前もって分岐を探しながら進む必要があります。


どんどん下りていきます。


湖かなり近くなってきました。こちらに向かう道がもう間もなく左側に分かれるはずです。分岐の看板、あるかな~・・・


あΣ(´∀`;) 左に薄っすらと道っぽいものが・・ケルンあるし。
これですかい、分岐!!看板ないし道は消えかけてるし(;´∀`)


後半は結構ちゃんとした道でした。


このちょっと小高いところの裏辺りに湖あるはずです。


あ~よかった。ここ通るってことは駐車場に向かう正しい道にいるということです(´▽`) ホッ・・・(帰り道間違えるとか、ほんとにあり得るので💦)
12時15分、お昼休憩にちょうどいい時間です。


30分ほど休んでから再び歩き始めます。この畔の何とも可愛くないガレ場をハイキングコースが通ってる様子です。


全然どこが道なのか分かりません(@_@)
まぁなんでもいいから、ここを通り抜けろという話です(;´∀`)


でもなんとその後もこんなところだったんですね。
ケルンがほとんどありません。ペンキマークも、さっき湖の手前で分岐した小さな道にはいってからメインコースから外れてしまったのでもうありません(つд⊂)エーン


例えば。ですがこの手前のこれふたつケルンですけど次のが見つからないですね・・


まぁ仕方ないので適当に下りていきます。要は谷の下に下りればいいという話です。正しい谷にいることは間違いないので多分あとから修正出来ることだと思います(希望)。


あ・・(*'▽') 草のところに道ができています。下りていってるし、まあこれでいいでしょう。地図の感じでは正しい道はもっとかなり低い位置のようなのですが、それは見えてないし多分これが正しい道に交わることでしょう(希望)。


ほら、こんな風にどんどんいい感じに下りていきます。


シャレーがありました。


こちらは朽ち果てたシャレーです。色んな朽ち果て具合のシャレーを山を歩いているとよく見かけます。ひどいのになると四方の壁の高さ半分だけとかだけ残ってて、まるで遺跡です。


馬を飼っているシャレーもあるようです。


奥に見えているのがヴァルムニエの村(スキーリゾート)です。ただしこの道はそこまで繋がっていません。先ほどのメインのハイキングコースをどんどん下りていけばここに到着するはずです。


とっても不思議なことがあります・・・春の花であるクロッカス、見なくなってもう3か月くらいになりますけどなんで今咲いてるんでしょうか・・??去年の晩夏にもエクランなど一部の山塊でクロッカスが出てきており、同じことを思いました。


2時半、駐車場に到着です。めちゃくちゃいっぱい停まってます(;゚Д゚) 


わたしはその少し手前に停めてありました。
ただいま~(^o^)


おおおΣ( ̄□ ̄|||)
それだけでは済まず、延々と駐車してあります。フランス各地から来ているようですし、オランダ、ベルギー、ドイツの車も時々あります。
こんなに車が停まっている割にあまりハイキング客には出会わなかったです。駐車場からすぐ近くにも簡単なコースがいくつか整備されているようなので、そういうのに行く小さな子供連れとかが多いのかもしれません。実際、特に山行きの恰好ではないファミリー何組かと駐車場すぐの辺りですれ違いました。


帰り道はサイクリストをたくさん見かけました。暑い中お疲れ様です・・・ほんとに根性ある人たちです(*_*)


モリエンヌ高速道路のゲート。山ギリギリのところにあります💦
自宅まで2時間半の道のりです。


夏休み最終の3日間でセルス山塊を楽しんだ今回のハイキング記、とても長くなりましたが読んでくださった方、ありがとうございます。