フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

「準・里山」ボージュ山塊で迷う

ボージュ山塊は一応2000m以上あるので里山扱いはないかと思うんですが、3000m級どころか4000m級まであるアルプスの中では軽んじられているというか、牛の放牧が盛んで景色が牧歌的であったりするのでのどかな場所だ、くらいにしか思われていない気がします。大げさな景色が見たくないときや長時間運転する気がしないときなんかに足が向かう山塊のひとつがボージュ山塊です。準・里山と言っても全体的なイメージの話で、高低差の大きいコースもいくらでもありますし(特に駐車場の標高が低いので)、テクニック的に難しいコースも探せばたくさんあります。


👆ちょっとボロボロなボージュ山塊の地図。実は一番初めに買った、思い出深いハイキング地図です(*‘∀‘)
わたしの山友のひとりは高い山が好きなのでボージュ山塊には全く行かないのですが、一度わたしが行き先を決めてボージュでスノーシューをした時は「へーっ、案外いいね!また行こう♫」と喜んでました。食わず嫌いだったのでしょう・・・😅


11月11日の日曜日の天気予報はまあまあ。ここしばらくの休みよりは晴れてくれそうです。最近毎回のように一緒に来てくれている次男に「来るか?」と聞いてみると「週末はカッコいい車のイベントがあるから行けない~」との返事。


郊外の展示会場でクラシックカーの展示会が行われていたのです。車オタクで車の写真を撮るのが趣味の次男。高校生ですので活動としてはインスタで写真をアップするくらいですが、今まで何枚かの写真がディーラーや高級車の持ち主の目に留まり、会社のサイトや個人のページに写真を掲載してもらっています。その実歴?をイベントの主催者に事前にアピールしてプレスバッジをゲット。手にしているのはプレスブック✨ 今月16歳になったばかりですが、好きなことに関してはしっかりしています。 持ってる服の中で一番大人っぽいものを着て出かけてました😅


思い出話になりますが、ボージュ山塊で4年前の秋に子供たちと民宿で1泊してハイキングしたのが、友達に連れて行ってもらったんではなく、自分で決めて出掛けた初めてのハイキングだったのです。
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2日目に1000mくらいのところから1500mくらいのところに登りました。帰りには今と同様、いっぱいお買い物したなァ( ̄▽ ̄;) これらのパンは民宿の方も買ってるお店ので、めちゃくちゃおいしかったんですがそのパン屋さん今では県内だけどもっと町の方に移転してしまって、ハイキングとセットでは買えなくなってしまいました_| ̄|○


子供たちが幼い💦そして、この時のハイキングは愛しのMazda2(日本のデミオ。フランスではマズダ・ドゥー)を中古で買って、初めての家族でのお出かけという記念行事でもありました✨2万キロくらいだったのがもうすぐ10万キロです。休みの日以外はほぼ全く乗らないので、そのほとんどが山行きでの走行距離と言えます(^▽^;)


さて、思い出話はその辺で終わりにして、日曜日のハイキング記です。


7時まで曇り時々雨、8時以降お昼まで晴れ時々曇り。午後は快晴という予報です。でも日も短いし、コースもそこそこ長い(高低差1300m、14,5㎞)し、早く帰って子供たちとゆっくり晩ご飯を食べたいので、やはり早い目にうちを出ます。7時過ぎに出発地点近くまで来ても、まだこのお天気です。雨、止むのは分かってるんだけど・・やはり時間が予報通りにいくとは限らないですよね。


教会の前が駐車場になっているので停めますが、まだ降っています。天気予報を信じて(^^;)雨具系の上着は持って来なかったので、少し収まるのを待ちたいと思います。


10分ほど車でコーヒー飲んだりゆっくりしてると雨がほどんど止んだので、歩き始めました。登山口の真ん前に駐車場がなかったので5、6分道路を歩くことになります。実はこのコース、2年前に一度来ているのですが登山口すぐのところに停められなかったことも覚えていませんでした(;゚Д゚)先が思いやられます・・・


真正面に見えているのはモン・コロンビエ(左)とダン・ド・ロサナです。コロンビエはボージュに全部で14ある2000m以上の山のひとつで、雪のある季節に3回登ったことがあります。そのうち一度はロサナにもついでに登りました。


まだ結構残っている雨雲に朝日が映ってきれい。


県道から林道に入ります。


「マニュー 931m」林道が始まる地点にあった行先案内板なんですが。。この林道というか登山口については触れられていません(~_~;) でも地図を見ると、この林道がそのまま登山コースになっているし、2年前に来た時もここを通ったので疑いなく歩き始めます。
今日目指すモン・トレロ(2181mm)には、県道の終点のところにある駐車場から出発するのが一般的なコースなのですが、周回にしてそちらから下りてこようと思っています。往復の場合の高低差は1250m、周回で1300mだそうでほとんど変わりません。ただし最後は道路3キロくらい歩くことになります。


最後に2、3あった立派な農家のひとつ。


しばらくは車でも走れる林道です。


ローズヒップがところどころに色を添えています。


リンゴの木があちこちあるので、いっぱい落ちています。小さいけどまあまあおいしいので状態のいいのを見つけてはかじりつきながら歩きます。


郵便受けがいっぱい・・ではなくて、蜂蜜を作ってる方があるみたいです。


あれれ、今度は洋梨がいっぱい落ちています。


ちょっと硬いめだけど味はおいしいので、いくつか拾ってザックに入れて歩きながら時々食べました。


林道から人しか歩けないハイキングコースになりますが・・・やはりあまり人が来ないみたいで荒れ気味です。


森の花は普段あまりよく観察してなくてよく分からないのですが😅なんか咲いていました。


おお!?岩に青いペンキマーク。こんなの前回はなかった気がします。


左を見たらこうです。
前回は、確か平行したこの森の中を歩かされた記憶が。というのも、消えかかってるんだけど一応赤いペンキマークがところどころにあり、あちらを通れということになってたんでした。消えかかってたりなかったりで苦労して森を抜けたんですが、そうか、あの森通らなくても良かったのか・・・ヽ(`Д´)ノプンプン


青いペンキマーク、3つくらいあった後なくなりました。で、、これって・・道よね。。


振り返って。かなり急で葉っぱで滑る斜面を登ってきました。それにしても木にペンキマークもないし、ケルンもないし前回同様、人気がないコースのようです・・・


ここは・・左よね。だって右はこんなですから👇


初めはこんな感じでそこそこちゃんと道になってたんだけど・・・


木の枝が・・でも全体に荒れ気味なのでそうも心配せずに進みます。


ああっ。野バラの棘でダウンに穴開きそうっ💦


・・・。これは・・・


木が減って明るくなってきました。
記憶では森をしばらく歩いたあと、木の生えていない見晴らしのいい場所に一度出るんだけど、こんな出かただっけ??


遠くからこれが目に入って、あれ?なんかある!ペンキマーク??と嬉しくなったんですが、蛍光オレンジとか、杭とかって今までのと様子が違うし、これは恐らく林業の方たちの「今度ここから切るんだぜよ~」とかそういう感じの目印でしょう(;´Д`)


森は抜けたけど・・もう足元が・・・全然道じゃありません💦
こんな枯れた木の上を歩いた記憶はないです。でもどっかで分岐あったっけ?と思いつつもUターンします。


戻りつつの景色。道だと思って歩いてたところも、こうやって見ると道にはあまり見えません。


先ほどの「まさかこれは違うやろ」という唯一分岐っぽいとことまで戻って来ました。川が流れています。地図を出すと確かに川に沿って少し歩くところがあるのです。木が茂ってるし、枯れ葉や草で荒れ放題で道にはとても見えなかったのですが、どうやらこちらのようです。


枯れ葉や枯れ枝がなかったらもう少し、道の形に見えたかもしれません。それにしても2年前に来た時はこんなところで道を間違えた記憶はありません。おそらく分かりやすいケルンを誰かが作ってくれてたとかで、間違わずにこちらに来れたのでしょう。


間もなく川から離れていきます。しかし、さっきのところよりはよっぽど道になっています。この日、下りの最後らへんを30代後半くらいのカップルのハイキング客と歩いたのですが、その方たちもわたしと全く同じ道間違いをしたそうです。多くの人が間違えてそちらに歩いてしまうので、踏みならされてしっかりと道の形になっていってしまったのでしょう・・・


こんな感じで無駄にアップダウンしてしまいました。時間にすると往復25分、高低差では100mくらいのことですが、悔しい~💦


さすがは準・里山。森の部分が長いです。でも迷ってないってことが分かってるだけでも嬉しい・・・


木の隙間から県道や集落が見えます。


ここでいきなりペンキマーク復活です。こんな道ってちゃんと分かる所には別にいらないんだけど、ぜひ先ほどの分かりにくい分岐のところにお願いしたかったです(-_-;)


このへんで全体の高低差の半分くらい上った計算なので(道間違いの分は数えずに)、ちょっと休憩です。


少しずつ寒くなってきたとはいえ、去年に比べると穏やかな秋です。まだキノコが結構生えてました。


稜線から太陽が出てきました。ただ、結構雲がまだ残っています。天気予報の感じからして、もっとさっさとなくなってくれそうな感じだったのに・・・
まさか、な感じがするかもしれませんが、その太陽が差しているあたり、そこへとハイキング道は続いて行きます。


悪夢の?森を出て一安心のところで今回は終わりです。次回に続きます。

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