フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

下山後はプチ遠足、ドライブしつつお買い物も(^^♪

青空を求めてやって来た南仏のとってもマイナーなディオワ山塊。山塊最高峰であるル・ジョクゥ(2051m)へスノーシューでハイキング&ランチして駐車場に戻るとまだ1時にもなっていません💦 750mしか高低差のないコースだったので当然かもしれません。


帰り道はまずは峠道路をデヴォリュイ山塊を正面に眺めつつ下っていきます。山に登らなくても登ったような気分になれる道路です。


峠道路のあとは少し大きな県道に入りますが、この道路も景観が素晴らしく、時々通りますが、いつも1、2回は停車して車を降りてしまいます。


時間はたっぷりあるのでメインの道路を外れ、小さな村々を結ぶ道路を走ってみます。


ここら辺のいい景色のところで車を停めて・・・


路肩がちょっと広くなってるところを探して駐車します。


朝はどんよりと重たくて低い雲に覆われていたヴェルコール山塊もようやく晴れてきました。


さて、わたしはなだらかな丘のような野原を登っていきます。


そこら辺の眺めがよいところまで斜面を行ってみます。今年は雪が多いので、こんな景色を見ると春のように思われます。


到着\(^_^)/


・・・って、どうやらついさっき車で通った道でした😅


さっきは寒くてデザートまで食べてる余裕がなかったので持って下りてきました。
リヨン名物の赤いプラリン(「プラリネ」ではありません。赤い色をしたアーモンドかヘーゼルナッツの砂糖がけ)入りブリオッシュと運転中用のコーヒー。早朝に入れたものなので、もうだいぶ生ぬるくなっていましたが。


遠足気分でおやつも食べて満足したのでメイン道路の県道に戻ろうと思います。近辺の農家の羊がいました。


絵画のように美しいペルシーの村。


1年ほど前に「どんなに素敵な村なんだろう」と山の帰りにドキドキしつつ行ってみましたが、ごくごく普通の村で観光的な要素は何もなく、唯一のお店であるカフェは閉まっていて5分で退散しました(;´Д`) 村がキレイというよりかは背景の山がキレイという方が正しいかもしれません。


ヴェルコール山塊のシンボルのひとつ、モン・テギーユの麓を道路は走っていきます。


この後しばらくすると「チーズ販売しています」の看板が。今まで通る度に気になっていたものの入ったことがありません。


県道から少し入ったところにあります。日曜の午後というと、ほとんどのお店が閉まっているのですが、ここは開いていてラッキー✨


窓からの景色。


山小屋風デコレーションの可愛いお店です。


牛乳製のものもありましたが、羊や山羊乳のものが目立ちました。


チーズ何種類かと地ビールも買ってみました。これは何とここの隣の建物で作られているそうです。


かなり我慢して控えめなお買い物となりました。うちの冷蔵庫はハイキング帰りに買うチーズですでに満員御礼(^▽^;)


チーズの包み紙にはモン・テギーユのイラストが。
手前の金色のは、牛乳、シェーヴル(山羊)、羊乳全部が使われているというビックリなチーズ。そんなの見たことありません(@_@)


パッと見は白カビ系でカマンベールみたい?と思ったのですが、中はかなり白っぽいです。カマンベールはもう少し黄色ががっています。
食べてみると・・・シェーブル(山羊)ちゃんの味しかしませんでした💧


こちらは山羊乳100%。
とろーりとまろやかでものすごくおいしかったです。あんまり期待してなかったんので喜びもひとしお。
ハイキングの帰りにしょっちゅう買うボーフォールなどの有名チーズはそれなりにおいしいに違いないと分かっているけど、このような小規模なところで作ってるのは個性があっておもしろいです。

南仏の里山ハイキング・下山編

イタリアからの報告が入ってしまいましたが、南仏里山(というほど低くもないんですが他の山塊に比べるとやはり低いし、とってもマイナーという意味で)スノーシューハイキング記です。


山塊最高峰になるル・ジョクゥ(2051m)の山頂で早い目のお昼を食べた後は稜線の反対側にあるちょっと高くなったところまで行ってみたところまで前回書きました。
高低差が750mといつもよりだいぶ楽なコースなので、遠回りでもしないと早くに駐車場に着き過ぎます💧


その先の尖がったところまで行ってみました。どうってことない、ただの山の端っこでした(^^;


その何となく高くなった端っこから先ほどまでいたジョクゥの山頂を眺めて。


その高いところから直接、さっき登って来たもう少し低い辺りに合流する感じで下りていこうと思います。


こんな感じでさっきは登っていきました。今はここからほぼ真下に下りて行きます。なにせ少しでも行きと違うあたりを歩いてみたい性格です(^▽^;) ここの場合はほとんど変わりませんけどね・・・


下りてきた面を眺めて。
この日、気温が低くてお昼になっても雪が柔らかくならず、下りる時(=大抵午後の気温の上がった時間帯)に派手にできるズボズボのトレースが全くできませんでした。


木の生えた地帯まで下りてきました。


上を眺めて。


今まで歩いたことのない景観でワクワク。木の疎ら感が面白かったです。


随分と下りてきました。


自分の朝のトレースに合流(*'▽')


こんなに雪深いのに、融けてるところもあるのが意外です。


車を停めてる辺りまでもうすぐです。


ここでこの日初めてのハイキング客(山スキーヤー)に出会いました。スイスイと登っていく後姿。
午後からの方がいい天気の予報だったので遅い目の出発は正解だと思います。わたしは帰るのが遅くなるのが嫌なので(夕方以降は渋滞することもあるし)朝一番に来ましたが…


あっ、わたしのマダ・ドゥー(Mazda 2)の隣に新しいモデルのマツダがっっ。さっきの山スキーヤーさんでしょう。マツダはフランスではそんなに走ってないので、2台停まってて両方マツダというのはとっても珍しい状況です。ちなみにマツダ、ではなくマズダです(^▽^;) まぁ、確かにZだから「ツ」じゃなくて「ズ」と読む方が正しい気もします。


アクセラ(こちらではMazda3マズダ・トロワ)でした。
いいな~。。カッコいいと思う車のひとつです。
でも買い替えるとしたら日産カシュカイあたりが候補です。日本ではもう売ってないそうですがこちらでは大人気でいっぱい走ってます。 まぁまだよく走ってくれてるからもうしばらくはこのデミオに乗るつもりですが出来たらガタガタの林道も平気なもう少し車高の高い車が理想・・デミオさんのバンパー下のプラスチックの部品は山道で擦って何度も外れたのちどこかで落としてなくなりました・・・



ハイキング記自体はここでお終いです。
下りてきたのが思った以上に早かったのでゆっくりとドライブしながらお買い物もして帰りました。その部分だけ次回短くアップします♫

イタリアに来ています(#^.^#)

山はちょっとおやすみして子供たちとトリノに週末旅行に来ています。


トリノへはリヨンからだとバスが便利。2社あるうち、ドイツ資本の大手フリクスビュス(左)できました。


ホテルはアパート方式のところにしました。広くて快適(//∇//)


最近自分のカメラを買った次男が歩いてるわたしを後ろから撮ってくれた1枚


昼過ぎまで雨だったので地面が濡れていますがライトアップが反射して一段と映えるという嬉しい誤算。



また帰ったら改めてアップしますね♬

でもその前に先週の南仏遠征のハイキング記の最終回を片付けるつもりです😅