フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

憧れの山頂にスキーで挑戦

夏山で2度登ったことのあるお山3163mのお山に、11月に満を持して山スキーでチャレンジしてきました。
初めて登ったのは2016年の9月でした。
👇(山頂の写真ではありませんが)

わたしにとって、2座目になる3000m級でした。初々しい(≧∇≦)
一般的には1600mの地点のスキー場の駐車場から出発しますが、この時は標高1400m台の別の方向にある村から登り、途中の避難小屋に一泊しました。


で、2回は昨年8月でした。
足首にプロテーゼ(人工関節)を入れる手術を受けた後の初めての大きなハイキングでした。👇

この時も同じ避難小屋泊でしたが、足首が痛いので、前述のスキー場の駐車場から出発しました。あいにく自分の写ってる写真が1枚もないので😓避難小屋の横で食べた晩ご飯の写真を載せておきます。


このお山に山スキーで登れることは、山スキー&ロードバイクの師匠Oさんからは聞いていたのですが、高低差が1600mというのと、部分的にそれなりにテクニックがないと下りるのが難しいと言われていたので(山スキーでは登れるかどうかでなく、滑って下りられるかどうかなんですよね😅)、今まで躊躇していました。


Oさんの車にて。
これはもう1か月以上も前の話で(すみません、いつもながらの時差・・・)標高1600mのスキー場の駐車場はまだ全然雪がありません。冬はゲレンデになる林道を少し車で上がって、歩く距離を端折ります。「ここ以降進入禁止」という看板のある地点に駐車してスキーを背負って歩き始めました。


水が流れるコンクリの上を歩きます。
柵の左側は貯水池になっており、人工雪を作る時に使われます。
ここをもう少し進んだあたりが凍っていて、ツルっと滑ってすっ転び、早速おしりを濡らしましたΣ(´∀`;)
あまりのことに半泣きなわたし(珍しく)、Oさん「そんなもん、30分もせんうちに乾く」

確かに、歩いているうちにすぐに乾きましたε-(´∀`*)ホッ



よく見ると、おしりが濡れているのが分かります😂

こないだ書いたばかりのスキー靴履いてます🎵

しかし、出発した時点から雪がありそうな場所までは最低でも1時間半くらい(高低差で700~750m)はスキーを担いで歩くことになるし、なだらかなゲレンデみたいな場所ではなくて結構な急斜面です。


Oさんに言われて、ザックに運動靴を入れてきていたので間もなく履き替えました。
去年の冬春は雪が少なかったので、車から雪のあるところまで結構長時間歩くことは何度もありましたが、毎回スキー靴で歩いていて、運動靴を持って来たのは初めてです。
もちろん歩きやすいのはいいんですけど、荷物が増えるしスキー靴は重たいからスキー板と合わせて担ぐとかなりイヤになるんですよね😓
山スキー用の靴って、ゲレンデスキーのスキー靴と比べるとずっと歩きやすいんですけど、この日は一部、狭い岩々の登山道も登らないといけなくて、スキー靴だと足を置く場所が難しかったりしたため、やむを得ず運動靴に履き替えました。


霜柱があちこちに立っていました。
こういうものを見るのも久しぶりでウキウキします。


Oさんも運動靴に履き替えていました。
でもOさんのスキー靴は500g弱とめちゃくちゃ軽いんですよね(^^;)


えんやこらと登ってくるところを撮ってもらいました。
これは50分くらい登ったところだったと思います。


雪を被ったお山が近づいてきました。


ぐったりと疲れた感じの1枚✨(;^_^A
ようやく雪の上を歩いています。
Oさんが自分の携帯で撮ってくれていました。


この辺り、雪が積もっていたら滑り下りるの気持ちよさそうだな~と思いつつ登りました。


わ~い✨
2300m台の峠に到着です。


スキーに滑り止めを貼るOさん。


ここからようやくスキーで登ることが出来ます。
背中の荷物が軽くなるので嬉しい(^^♪
ちなみに、ここピス峠からエクラン国立公園のエリアに入ることになります。


登頂編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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