フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

山スキーの鬼達と雪山へ

友人Oさん、それと以前に「レべチなサイクリストさん達」扱いで登場したことのある友人カップルとお山に行った時のお話です。


待ち合わせ場所で、スキーブーツを履くFさん。Oさんと同じくフランスの小さなメーカー「ピエール・ジニュー」社のカーボン製めちゃ軽ブーツで、片方500gもないほどです。
左は彼女のMさん。スキー・アルピニスム(競技としての山スキー)の女子スプリント部門、現ヨーロッパチャンピオンで、ディナフィット社がスポンサーなため、全身ディナフィットで固めています。
ここからしばらく、Oさんの四駆で雪の多いところまで進みます。


3人掛けなので、左からOさん、Mさん、わたしが並んで乗りました。
Fさんは・・・


荷台ですΣ(´∀`;)


大して進めませんでしたが、適当なところに停車してスキーの準備をします。
FさんMさんは登るのはトップレベルの速さ、滑るのももちろんめちゃくちゃうまいし、Oさんも二人ほどはないにしても、かなりのレベルです。この3人と行動をするのは正直辛いんですけど💦まぁ願っても叶わない機会ともいえるので、諦めて!?頑張りたいと思います。


ここら辺はそれなりに雪があるのですが、この後、雪が全然ない斜面を登るつもりらしくてスキーをザックに引っ掛けるFさん。見ると、3人とも同じタイプのザックです。とても軽い日帰り用のやつだけど、スキーが引っ掛けられるのです。わたしも今日は軽いザックですが、デカトロンの安いやつで、全く山スキー用ではないため引っ掛けられません(>_<)


3人(特にFさんMさん)のスピードが速すぎて、いつも以上に置いてけぼりになりがちで、写真どころではなくてあんまりありません(T_T)
途中まで、そこそこ待ってくれていたOさんが急にふたりに競争意識を燃やし始め(たみたいで)、めっちゃ加速して、しまいには急な坂をショートカットしつつ登り始めてしまいました😱
何なん?もう、ソロハイキングと全く変わらんし…とひとり悪態を突きつつノロノロと登り続けました。


峠で3人が待っててくれました。
山スキーの女王・Mさんと。
わたしの履いている板は以前にMさんがくれたものです。


わたしはよく知らないけど、スキー・アルピニスムの有名選手らしい方がたまたまトレーニングに来ておられました。もちろんMさんとは知り合いで、二人でしばらくおしゃべりしていました。


ひとつ前の写真の、真後ろの部分の斜面を滑り下ります。Oさんにわたしの携帯で撮ってもらったものです。


そして、しばらく平たい部分を歩いた後、別の峠、山頂へと引き続き登ります。
写真はFさんとMさん。Oさんはなんか勢いづいて、ひとり飛ばして峠へと向かってしまいましたΣ(´∀`;)大人気ない😬


1週間後に世界大会を控えていたMさんはトレーニングの意味もあり、わたしをずっと待ってるわけにもいかないのでFさんと、どんどん進んでしまいました。また放ったらかしです😂

ちなみにその大会では5位で、本人は納得いなかい結果だったようです(・・;)


峠に着いたところで、山頂(左上)からOさんが下りてきました。
ここでランチにしよか、とFさんとMさんに提案したら「今日は半日のつもりで来たから、シリアルバー的なものしか持って来ていない」そう。このまま下りてご飯はうちで食べる、とのことだったのでここでお別れしました。


Oさんと簡単なピクニックにしました。


食後は、ここからほんの100mくらい(高低差で)の頂上に登ることに。というか、Oさんは直前に一度登っていたので、面倒くさがりましたが「さっきあんなにトレーニングしたがってたんやん」と同行させました。


15分か20分くらいで2900m台の山頂に着きました。


下りていきつつ。
積雪から3、4日は経っていたと思いますが、北面で日に当たらない分、溶けて→凍る、とならないためとても良い状態でした。
わたしにはちょっと厚すぎる量で、40度ほどと急なので難儀しました。厚めの新雪向けな、もう少し幅が広くて重たい板を持っているのですが、Oさんに「今日はFさんMさんと一緒だから出来るだけ遅れを取らないように」と軽い方のこれを持ってこいと言われてたのでした💦


どんな雪でも問題ないOさん。
わたしも上手くなりたいなあ…といつも思います。
さらに少し下りた辺り、11秒の動画です。
写真よりも、景色がよく分かると思います(*´ω`)
👇

End of November 22
登りではあまり待ってくれないけれど、下りでは時々止まってくれるOさん。
というのも、登りでは怪我することは少ないけれど、滑る時は何があるか分からないですからね(特に初心者のわたしは😅)・・・


最後はまたスキーを担いで歩きでした。
これはもう1ヶ月も前の話なので、今頃はこの辺りも真っ白かと思います。


お読みいただいてありがとうございました。

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