フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

お腹が減って大変!ライド、中編

先月に、2週末連続で「3つの峠を周回するライド」に出掛けた時のお話の続きです。
前の週には友人Cさんとそのお父様が一緒でしたが、この日はひとりで再チャレンジでした。ちなみに7月にもひとりで同じ3つの峠を回っていますが、その時は反対周りでした。


ひとつ目のカイヨール峠から下りてきたら、ほぼすぐにふたつ目のレ・シャン峠道が始まることになります。これは山道が始まるとされるオフィシャルな地点にて。


「Col des Champs(レ・シャン峠)」と書かれた結構立派な看板が。
これは実は非常に珍しいことなんです。峠ならまだしも、峠道の始まる地点にこんなお金のかかった(^▽^;)看板があるのはあまり見たことがありません。抽象化されたサイクリストの切り抜き、右下はマーモットのシルエット型になっているし、こんなド田舎(失礼)のマイナーな峠道にしては、かなりスタイリッシュな看板だと思います。
登るのはこれです👇


真ん中に1㎞ちょっとなだらかなところがある他は全体的にきつい目(平均7%)、特に最後らへんに9~10%が3㎞ほど続くしんどい部分があります。


このブログにしつこく出てきている台湾製のお菓子でエネルギー補給してから出発します。
7月に反対周りで来た時は、今から登る峠から下りてきたのがここで、3つ目の峠にアタックする前に、すぐ近くのカフェでランチにしましたが、そのカフェはシーズンオフということなのか、今日は閉まっていました。ちょっとした村なので、他に開いているお店はあったのかもしれませんが、3つ中ひとつの峠しかクリアしていない今の時点でランチ休憩する気分にはなれないので😅この峠を反対側に下りてから、お店を探したいと思います。


峠道を半分ほど(8~9㎞)登った地点のスキー場周辺が平坦になっているので小休憩しました。前の週末にもここで一休みしたのでした。


ここで、この日の行動食で一番高級なものが登場しました。
とらやの羊羹です。背中のポッケに入っていたので、汗で外箱が湿っています😂
「空の旅」という名前は、空港限定販売の商品だからのようです。


幾種類もの違った味の羊羹の詰め合わせで、これは白いんげん豆を使った羊羹でした。
普通の小豆の羊羹の方がずっと好きなんですけど、上品なお味でおいしく頂きました。


お腹も心も満たされたところで、残りの登り坂に再アタックです。
奥の稜線の中央左のくぼんだ辺りが峠になっていて、正面の小高い山は左側から避ける形で道路が作られています。


峠にだいぶ近づいた辺りにて。ひとつ前のブログに書いた通り、この日は山を下りる羊の群れの大移動で3度も足止めを食らっています。あんなにたくさんの羊が下りていったのに、まだ羊、おるんかーい!?と突っ込みたくなりました(^-^;


峠の少し手前で、登ってきた道路を振り返って。
というのも、峠まで行ってしまうと、この景色は見えないのです。


最後、平坦な道路を300mほど漕いで到着したレ・シャン峠。
前の週も、何なら7月に来た時もでしたが、本当に自転車も車もとても少ない峠道でした。


今来た方を振り返って。


先週は峠の近くでピクニックをしました。
パスタにパン、チーズ、フルーツにお菓子と色々あったなぁ・・・
今日はそんなにいいものひとつもないので(そんな色々持ってヒルクライムする体力なし)、ここまでお菓子のみで食いつないでいます。この峠を下りたら何かしっかりしたものを食べたいものです。


下りていきつつ。
こちらの斜面は平均7,5%とさらに急なのですが、11㎞ほどと比較的短い目です。


前の週と全く同じ地点でお水チャージしました。
出発してからここまで65㎞くらい走っていて、開いているお店(商店、飲食店)はひとつも通っていないけど、幸い水場や湧き水のある地点は時々通ります。


レ・シャン峠道を下り切った地点。右の細いところから出てきました。
3つ目の峠道へは左奥の道路を進むことになります。
背後に進むと、小さな町に行き着くようなのですが、下り坂になっている上、そこに開いているお店があるのかどうかもよく分かりません。あまり無駄にコースを長くしたくないので、このまま次の峠道へと進むことにしました。前の週末に、車で来たCさんのお母様と合流してみんなで入ったカフェがこの数㎞先なので、そこで簡単なものを食べていくというのが一番合理的でしょう。


かなりお腹が減ってきていましたが、ここでは、お菓子だけで小腹を落ち着かせたいと思います。


最終回(3つ目の峠編)に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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