フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

自転車一泊旅・2日目

先月に友人Cさんと、この秋に避難小屋で知り合ったご夫婦のところに泊めてもらって1泊サイクリングした時のお話、2日目です。


わたし達は居間で寝させてもらいました。
廊下との間に区切りがないオープンスペースです。朝起きると一家の猫ちゃんがちんまりと座布団の上に座っていました。
前夜に「僕らが起きてくる前にでも勝手にコーヒーや紅茶入れて飲んでくれてていいからね」と言われていたので、遠慮なくコーヒーを準備していたらご夫婦と子供さん達が下りてきました。


わたし達が持参していたビスケットなども出してきました。
奥に写っている大きな瓶に入っているのは、無糖のアーモンドペースト。練りごま、または甘くないピーナッツバターみたいな感じで、とってもおいしいのです。真似して後日、オーガニックのお店で購入しました。


お山のこと、息子さんの趣味のこと、今回の自転車旅で通った場所など色んな話題で盛り上がりつつ、楽しい朝ご飯になりました。


もう1か月も前のことですが、標高1000mほどある村なので、10月でも朝はかなり寒かったです。日向になるのを待って出発しました。


見送りに出てきてくれたRさん。彼女のLさんはお子さん達を乗馬に連れて行くのに既に出掛けていました。
避難小屋で一緒になっただけの仲なのに、快く歓迎してくれたお二人には大感謝です。
ありがとうございましたm(__)m


出発して間もなく通り掛かった味のあるおうち。
ツタがいっぱいと思ったら・・・


ブドウでした。
ちょっとつまみ食いしましたが、とっても甘かったです。


その後、安定の羊渋滞(;^_^A


城壁に囲まれた小さな町、コルマール・レ・ザルプ。
こじんまりとしてとても素敵なのです。


RさんLさんお勧めのパン屋さんに来ました。
野菜がドーンと置いてありますが、間違いなくパン屋さんです(^-^;
日曜日のお昼前ということで、行列がお店の外までできていました。


メルヴェイユと呼ばれる揚げ菓子。


南仏のお山地方でよく見られるラズベリーやブルーベリーのジャムを詰めたタルト。
おふたりのお勧めだけあって、おいしそうなものがいっぱいです。


わたし達の目的はお昼ご飯に出来そうな塩味系のものです。
わたしはピサラディエールと呼ばれるオリーブオイル入りのパン生地に炒め玉ねぎ、アンチョビー、オリーブを載せて焼いたものをチョイス。1,65ユーロって都会ではあり得ない安さです(・・;)


Cさんはボリュームたっぷりのビッグ・フーガスを購入。
前述の生地にチーズやらハムやら入っています。


デザートには二人ともフラン。
固いカスタードクリームが詰まったフランスではどこのパン屋さんでも売っている庶民的なタルトです。


パンもおいしそうだったのでバゲットを買っておきました。


街中の絵になる小さな広場にて。
この後、峠へ直接向かってもよかったのですが、それでは面白くないと思ったCさんのアイデアで・・・


峠道の途中から分岐している別の山道に登りました。
4~5㎞ほど登ったところに平たいところが見つかったのでランチ休憩することに。


先ほどのピサラディエール。
とってもおいしかったです✨


フランも、クラシックなおいしさでした。
この後、この山道を最後まで登る気が起こらず分岐点まで下りて峠道を登り始めました。


分岐点から峠までは11㎞くらい、高低差で700mか800mくらいです。
これは峠まであと2㎞程の地点。


着きました、アロス峠。
この後は主に下りと平坦ばかり。消化試合みたいなもんです(^▽^;)
2日目のライド記録
👇

2600m以上登った前日と比べると、超楽勝な感じの行程ですが、なんだか前日以上に疲れた気がしました😓
でもお天気にも恵まれ、優しいおふたりにおもてなしされて飛び切り楽しい自転車旅になりました。
お読みいただきありがとうございました。

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