フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久しぶりの避難小屋での夜

先月末に友人Cさんと、1泊ハイキングに出掛けた時のお話です。
一度はスキーができるほど積もっていた雪が融けてきてしまったので、無理して高い山に行くよりかは、雪が少ない中くらいの標高の山に登山靴&スノーシューで登ろう、という計画でした。


標高約2300mの地点にある避難小屋。逆光で見えにくてすみません・・・
到着時、避難小屋の少し上の辺りがまだ日向だったので少し日向ぼっこしてから小屋に入りました。


とても質素な小屋内。
薪ストーブ、ベッド(マットレスはなし)、テーブルとベンチがあります。


まずは新聞紙と細い枝で火を起こします。


中くらいの太さの枝は小屋内にいくらかあったけれど、薪といえるほど太いものはほとんどなかったので、Cさんが外に拾いにいきました。
上の画像は、拾ってきた木をノコギリで適当な大きさに切っているCさん。
寒いのでドアを閉めて、窓越しに眺めています( ̄▽ ̄;)
すまんな、Cさん・・・


わたしも何もしていないわけではありませんよ。
小屋の近くにある水場までペットボトルに水を汲みに行きました。
何とかちょろちょろと流れているけれど、氷が木の板の上に分厚く形成されていてボトルを置く高さがありません💦えーっと、氷は分厚くて取れそうにないし、どうすりゃいい??


じゃじゃーん✨
ずばり、木の板を裏返しました(≧∇≦)

これは、登山中に持ち歩いていたペットボトルなんですが、半分凍っていました。
登り続けていると、そんなに寒い感じはしなかったけれど、気温は軽くマイナスを下回っていたようです。


薪ストーブでもお湯を沸かしたり、調理をしたり出来るのですが、ストーブ内の温度が熱くなるまで少しだけかかるので、まずはバーナーで手っ取り早く沸かしたお湯でお茶を入れました。シェラカップの中は、ピリ辛のコーンです。このサイズのコーン、日本であまり食べられているイメージがないのですが、ジャイアントコーンの、大きくない(ピーナッツくらい)やつです。シリア食材店で見つけて以来、ハマりまくっています(^▽^;)


薪ストーブが温まってきたので、今後のお湯は全てストーブの上で沸かします。


まずはアジア食材店で購入したインスタントフォーで暖を取ることに。


謎肉?が遠慮気味に浮いているフォー。
どうってことないインスタント食品ですが、たっぷりの熱いスープというだけでお山のご飯としては最高です。


なんかCさんと泊りで山に行くと大体同じものを毎回作ってるんですが💦ジャガイモとチーズ、今回はミニサラミをたっぷりと混ぜ込みました。タルティフレット風一品です。


うま~い(≧∇≦)
相当な量なんですけど、ふたりでぺろりといっちゃいました。


デザートにはみよん総料理長が自ら腕を振るったパン・デピス(スパイスケーキ)。
最近再ブームが訪れて(前回は半年くらい前)焼きまくっています。


末端冷え性なので、厚めの靴下2枚と着圧ソックスの3枚重ねで寝ます( ̄▽ ̄;)
厳寒期には4枚重ねの記録を出したこともありますが、正直3枚も4枚も変わらない気がします・・・


避難小屋の朝&下山編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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