仕事が休みだった一昨日の木曜日。ここしばらく青空に恵まれていなかったのに、どの方面も大体良い天気の予報✨しかし同時に強風の予報も出ていたので、晴天、かつ風の予報が出ていない近場(2時間以上は最近運転する気が起こらず。。)、という消去法的な決め方でサヴォア県のボージュ山塊にやってきました。
1月初めに次男とどんより曇り空の日に散策しに来た時以来です。
2時間以内で来られて、それなりに歩き甲斐もあるのであまり運転したくないときや、あまり大げさな感じの景色は見たくない(&歩きたくない)ときに選ぶ方面です。
最高峰でも2217mとあまり高くないので、駐車場の標高も低い目になります。
途中、雪が道路に残っていて意外でした。しかし、これは1100m台の峠の周辺だったためで、峠のあと下り始めると、もう全く雪はありませんでした。
隣の山塊、シャルトルーズの最北端に位置するグラニエ(1933m) 巨大なひとつの岩のようです。
この地方の名産品のひとつ、トム・デ・ボージュの看板。
駐車場まであと十分ほど、というときにこんなにきれいな空のグラデリエーションが見られてラッキーでした。右から二つ目のが今日の目的地、モン・コロンビエ(2045m)
まずはスキー場のある村、エイヨン・ル・ジューヌを通過します。初めて見る可愛い看板が(*^-^*)
このあと数分で目的地の村、エイヨン・ル・ヴューに着きます。
どこに車停めていいのかがイマイチ分からずちょっとウロウロしてしまった後に広くなった路肩に停めました。標高925mのこの地点には雪は全く残っていませんでした。おそらくしばらくの間は雪がなさそうなのでスノーシューはザックに引っかけて歩きます。標高1000m以下からの出発はかなり久しぶりです。
県道から山側に出ている道に入ります。
何軒かの民家の前を通ります。
お地蔵さんが入ってそうな場所にはマリア様が。
左に曲がれ、との表示。
お、雪ありますやん(;´∀`)
民家を振り返って。雪国らしい屋根の形をしています。
お。今度こそスノーシューの出番と違うの?
またすぐ雪なくなりました(;´Д`)
杭に針金がかかっていて通行禁止、みたいに見えますが隙間があり人間は通れます。放牧地帯から牛や羊が遠くに行き過ぎないようにしているのです。放牧期間は一般的に6月半ばから9月半ばくらいなので、今の時期ハイキング中に放牧の家畜に出会うことはありません。
巨大な蟻塚が・・・(◎_◎;)
その後も「まあまあの量の雪」→「雪がほとんど融けた道」の繰り返しがあった後、靴のトレースからスキーのトレースに変わった地点があったので、わたしも真似して?ここからスノーシューを履きました。1200m台でした。
は~これで荷物は軽くなりました。
夏山コースと同じところを歩けるのですが、夏用のマーキングは低いところにあって(緑と黄色のプレート)雪のある時期には見失うことも多いので、このように木の高い目の位置に蛍光オレンジのマーキングがありました。
雪は結構新雪っぽいです。
ここで、何の脈絡もない斜面からガシガシと登って来たスノーシューのトレース発見。
どっから登ってきたんだ(@_@)この人。。恐らく地元の人だとか、何度も来たことがあるとかでよっぽど土地勘があるんでしょうね。
車の中から見えていたグラニエと、そのほかのシャルトルーズ山塊の山々。
そういや、もう全然行ってないです・・・最後に行ったのは確か去年の夏だったでしょうか。また久々に行きたくなってきました。
やれやれ。森を抜けることができました。
シャレーを通過します。シャレー風別荘、というんではなくガチ放牧業の人のシャレーのようです。
質素な造りで物置小屋程度にも見えます。
登りはじめで振り返って。
目的地・モン・コロンビエ(右)。左は峠を挟んで向かい合わせになっているラ・ダン・ド・ロサナ(1891m)。
ここでまた森というか木の茂ったエリアに突入するのですが、残念なことに下りになっています。
2回ほどアップダウンになっていました。ここら辺はトレースが細く急でスノーシューで歩くとごそっと崩れたりで危ないので注意しながら歩きました。
こういうクリスマスっぽい風景、きれいけどもう正直飽きました(;´Д`)・・・もう春分過ぎたしフランス、今晩冬時間から夏時間に移行ですよ。。。
あ~やっとまた木のない地点に出てこられました。
かなり深く積もっていることが分かります。
またシャレーが一軒。ほぼ完全に雪に埋まってしまっています。
やっと森を出ただけですが、今日はここまでで投稿します。