友人Dさんと、お気に入りの避難小屋に泊まってスキーハイキングをした時のお話です。
避難小屋前にて。
2日目は朝から午後にかけて周辺の峠にふたつ登ってきました。
ひとつ前のブログにも載せたおやつの時の写真。
鋭い方なら、右にハイキング地図が出ているのに気付いておられたかもしれません。
そうなんです、このときDさんは「ほな、今から散策に出掛けようか」と地図を広げ始めたのでした😂
えぇ・・・まじすか・・・
「日が長くなってきてるからね。大丈夫だよ」とDさん。
休憩時間込みで7時間弱、距離13,8㎞、高低差1619mのハイキングから帰ってまだ30分ちょっとなんだけど?午後のハイキングに出発することになりました😱
まずは川の反対側に渡りたいので、雪で繋がっている、または川幅が狭くなっている場所を探しつつ上流へと歩いてきました。
一度川を渡った後は、避難小屋からも見えている谷を登っていきます。
もう歩き始めから疲れていて、ヨロヨロ登ってくるわたしをDさんが撮ってくれていました。
すぐにてっぺん(峠)なのかと思ったら、登るにつれて続きが見えてきます。登山あるあるです・・・
ぐったりしているわたしに、Dさんが皮を剥いたみかんを半分くれました。
たかがみかんだけど、なんか生き返りました。
峠は近そうです。
この辺りでDさんが声をかけてきました。
「ここらから峠までは雪がガチガチだから、今のうちからクトー(スキー板にはめるアイゼン)付けとき」と。
登ってきた斜面。
断崖絶壁とかではないけれど、急斜面です。滑ったらかなり下まで落ちていきそうなので、雪が硬くなる手前のここら辺でクトーを付けるのが賢明です。
ガチガチのところに到着してから付けようと思うと、作業がしにくいのは目に見えています。
午前中のまだ日陰の時間帯に、急な斜面を登る時に出すことが多いクトーですが、稜線近くだとか吹きさらしになりがちな場所などでは、一日中表面がガチガチだったりするので、午後だけの散策であったとしても、常に携帯しておくのが賢明です。
クトーのおかげで怖い目をせずに最後の部分を歩くことが出来ました。
クトーでも歯が立たないような本気で凍っている斜面では、靴に普通のアイゼンを付ける必要があります。
峠にて。
なんかもう、今日、何回峠に登ったかも分かりません。写真を見てもどれがどの峠か、時間を見なければ区別もつきません😅
峠の反対側の景色。
特に難しそうな斜面ではありませんが、こっちに下りてしまうと帰れません😂
写真だけササっと撮ったら、もう下りる準備です。
下りていくところをDさんが撮ってくれました。
日陰の時間帯が多いため、峠の真下以外はとっても良い雪でした。
わたしのような初心者でも楽しく滑ることが出来ました。
避難小屋は左方向です。
峠方面を振り返って。
全くの独り占め✨
マイ・別荘はすぐそこです。
午後のハイキングの記録。
距離3,8㎞、高低差409mでした。
峠で数分間立ち止まったのを数えても、トータルで1時間32分。行くのを躊躇した割には、ふたを開けてみれば本当に小さな散歩でした。スキーだと下りてくるのは速いというのも大きいですね。
夜編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。
週末、ネット環境の良くないところにいるのでコメントを頂いた場合、お返事が遅くなるかもしれません。