フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

目覚めに新雪、別荘の朝

ダラダラしているうちに、何と1か月も前のお話になってしまいました。
友人DさんとDさんの親友Lさんの別荘に泊まらせてもらってスキーハイキングをした週末のお話です。
本来なら、もちろんLさんご夫妻もいる予定でしたが、急な用事が出来て同じ日の朝のうちに帰ってしまわれ、主人のいない別荘に滞在させてもらうことになったのでした。


別荘の屋根裏はマットレスが何枚も敷かれた雑魚寝スペースになっています。
朝、目が覚めると天窓に雪が。
Dさんが「おとといの夜に雪が降って、昨朝には少し積もったとLが言ってたなぁ。まだ融けてなかったのか」と。昨日の夕方は曇っていたものの、少しずつお天気が回復してきていたので、昨夜は晴れていたものだと信じていたら・・・


階段を下りてすぐの角部屋の窓。
ぬおぉ・・・
積もっているじゃありませんか(^^♪
一昨日の夜ではなくて、昨日の夜の雪です。なにせ昨日着いた時には、遠くの山以外には雪は見当たりませんでしたから・・・


テラスはこうです💖
積雪は期待もしていなかったので、降って湧いたような幸運と言えるでしょう。


台所の近くの小さなベランダから見た景色。
この後、部屋に戻ろうとしてドアを開けると、しっかりと固定されていなかったカーテンを通したポールが頭を直撃というちょっとしたアクシデントに見舞われました😓
特に怪我はしなかったけどビックリしました💦


朝ご飯にします🎵
わたしが手土産に持って来たブリオッシュです。


パンは自転車で時々買いに行く、町の高台にある美味しいパン屋さんのもの。
瓶に入っているとろりとした不思議なもの・・・


Lさんのお母様手作りの「すいかジャム」でした。
ただしスイカと言ってもメロンみたいな品種だそうで、レモンとバニラビーンズも入っていて、とぉーってもおいしく、売ってたら買い占めたいレベルでした✨


窓から見える近くの空は曇っていますが、遠くの空は大体晴れているし、天気予報もそう悪いものではありません。スキー散策をするのが楽しみです。


スキー用品は車の中に入れっぱなしだったので、簡単なランチの準備をして外に出ました。


スキーの裏に滑り止めを貼り中のDさん。
前日夕方に着いた時には「スキーを履いて歩ける地点まで30分くらいは歩くかな」と言っていたのに、一晩で十分に積もってくれて、別荘から直接スキーで出発できます。


こういう雪用のブーツは持っていなくて普通の運動靴だったので、別荘の玄関にあったLさんのお子さん用と思われるものを勝手にお借りしました(^^ゞ


新雪~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
冬の間は絶望的に雪の少ないシーズンでしたが、3月末から4月はそこそこ降って、そして積もってくれて、それなりに新雪スキーにも恵まれたと言えます。


ハイキング編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

人の別荘(ガチの)に招待された

避難小屋のことを「マイ別荘」とかほざいているわたしですが、本気の別荘を持っている人のところに招待された時のお話です。


今回お世話になったのは、最近一番よく一緒に山に行っている友人Dさんの親友Lさんの別荘です。写真は荷物を別荘へと運ぶDさん。


敷地内から。
こんなとんでもない山奥に別荘を買うことを思いついたLさんには驚きますが、標高1600mもあって、ハイキングをしなくても車で来ただけで既にハイキング気分という素晴らしい環境です。


暖炉のあるリビング。
今回、Lさんご夫婦も2、3日前からここに滞在しておられたんですが、急な用事が出来てしまい、この日の朝に帰っていったようです。わたし達も「それならまた別の機会にお邪魔します」と言ったのですが、「いいから、勝手に使って」と貸別荘状態にしてもらったわけです。なんて寛大な人達なんでしょうか✨というより、LさんとDさんの信頼関係でしょうね。


ここにお邪魔するのは、実は2度目です。
前回は昨年8月に3日間ほど寄せてもらったのでした。その時は、この見晴らしの良い角の部屋を寝室として使わせてもらいました。


ここが台所です。
着いたのが夕方の遅い時間だったので、早速夕食作りに取り掛かりました。


わたしが料理をしている間にDさんにはストーブに火を入れてもらうなどの雑用をお願いしました。


こんな簡単なものです。
マッシュルームとトランペットと呼ばれる黒いキノコ入りオムレツ。
ちなみに卵は、ひとつ前のブログに書いたFさんMさんというカップルが育てている鶏のもので、帰りにいっぱいもらったので、今回持って来たのでした。もう、とっても美味しくておふたりにメッセージを送りました「今度は、ぜひ買わせていただきます!!」
他にも色々と少しづつ食べたのですが、これという写真を撮らなかったので(映えていなさ過ぎて)、もはや何を食べたのかあまり思い出せません(;^_^A


夕食後はウイスキー(Dさん)やハーブティー(わたし)を飲みつつ、明日のスキーハイキングの行き先候補についてミーティングしました。


翌朝編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

谷の奥のおうちに招待された時の話

以前に2度ほどブログに書いたことのある、エクラン国立公園近くのかなり辺鄙な(失礼)谷の奥に住む超レべチスキーヤーかつサイクリストなMさんとFさんカップルのおうちに最近お邪魔しました。


午前中に寄せてもらう予定だったので、手土産にパン屋さんで菓子パンを購入。


2回来たから、と余裕をかましてGPSなしで向かったらちょっと迷ってしまって、心配したFさんから電話がかかってきました(^-^; 


お邪魔します(^^♪


わたしもお二人も朝ご飯はもう食べていましたが、午前中のおやつということで、また軽くみんなでパンやチョコレート、ビスケットをつまみながらおしゃべり。


ダラダラしていると、もうお昼に(≧∇≦)
そのままお昼ご飯も頂くことになりました。


ご近所さんの男性がワインを持ってやって来ました。
とってもおいしいジゴンダスでした。グルナッシュを感じることが多いワインですが、これはシラーが強く主張した、一味違う個性的な味で、気に入りました。


ご近所さんはワンちゃん連れでした。
サラミの皮、やってもいいですか?と聞くと「いいけど、『お手』をさせてからね」とのことです。


2度ほどお手をさせてサラミの皮をやったら、もうわたしの足元から離れず、頼みもしないのに、ずっとお手をし続けていました( ̄▽ ̄;)
かわいいなぁ・・・


向かいがご近所さんです。
このサラダ菜もこの方が家庭菜園のを持って来たのでした。田舎っていいですね😊
真ん中のアボカドディップは、おしゃべりしつつささっと手際よくFさんが作ったもの。
松の実やら胡麻やらは、サラダに振りかけるためにテーブルに出してありました。
他にもビール酵母のフレークなどもサラダ用に常備してあり、二人の健康に対する習慣に感心してしまいました。


メインには野菜たっぷりミートソースのラザニア。
脂っぽくなくて、わたし好みだったのでお代わりしてしまいました。
この後、写真には撮らなかったけれど市販の、しかし地元メーカーのアイスクリームがデザートでした。


おうちをおいとました後は、ほど近い峠道に登って帰ることにしました。
おふたりはこの後、Fさんのお子さんを迎えに行かないといけないとのことでボッチライドでした。まあ、かなりのレべチサイクリストさんたちなので「一緒に」といってもスピードが恐ろしく違うんですけどね(;^_^A


死にそうになりつつ到着したノワイエ峠(1664m)。
最後の7㎞程は平均勾配8,5㎞のしんどい道です。
わたしが車を停めたところからだと15㎞ほどでした。


峠の反対側。
こちら側は平均6%以下と、比較的なだらかになっています。今日は時間がないので往復しますが(大抵は往復で登ってるんですけど)、何度か反対側に下りたこともあります。夏は一部放牧地にもなっていて、平和な感じの景色が広がっています。


登ってきた方から下りていきます。
こちら側は全然平和な感じではないです💦
このヘアピンのあたりは見た目派手なんですが、実際には7~8%しかなく、実際に一番しんどいのはこのもう少し下の直線部分で、11%台が2㎞くらい続きます。


ほぼ下りてきて。
中央のくぼんでいるところが峠になります。


ストラバの3D機能で見た行程。
この日が、今シーズン初めてのノワイエ峠になりました。
この後、実はもう一度登っています😅


お読みいただいてありがとうございました。