南仏の水がめライドとお友達ディナー
フレンチアルプス南部に位置するセール・ポンソン湖は、南仏を代表する河川のひとつであるデュランス河を広げて作られた人口湖で、美しいブルーが印象的です。今春、マクロン大統領が今後の水問題に関するスピーチを行ったのも、この湖に面した町からでした。
先日、この湖の近くをサイクリングする機会がありました。湖の近くに、距離は短いもののかなりキツいことで有名な峠道があり、前から気になっていたのでした。山友Cさんのところに滞在させてもらっていた週末に一緒にチャレンジしてみることにしました。
こんな道です👇
ヒルクライム専門サイト「クライムファインダー」よりお借りしました。
峠道自体は5㎞強と短いけれど、平均9,6%で平坦になるところがほとんどありません。
Cさんちから峠の麓までは30㎞くらいで、何度も車で通ったことのある部分が大半でしたが、急ではないものの長い登り坂もあり、それなりにしんどかったです。
峠の直前。
一足先に到着していたCさんが撮ってくれました。
着いた🎵
ポンティス峠。
こんな感じでした。
決して速くはないものの、特に死にそうになることもなく登ることが出来ました。
標高は決して高くないし、距離も短いのに、この県の代表的な峠7つを巡るコースのひとつに組み入れられているようです。ボネット峠(2715m)、カイヨール峠(2324m)、アロス峠(2247m)、ヴァルス峠(2108m)などの堂々たる2000m級の峠道に混じっているのが意外な気がしました。
余談ですが、これらの峠を回る270㎞、6400mの高低差という恐ろしいレースも毎年開催されています。
30代くらいのサイクリストさん達のグループが到着しました。
右側に道が続いていますが、確か駐車場への短い舗装路だったように思います、
お気に入りのパン屋さんで買った、南仏ではとてもポピュラーなアーモンド入りのビスケットがおやつでした。
ところで、セール・ポンソン湖のすぐ近くだというのに峠そのものからは湖は見えませんでした。峠道を登っている最中は時々見えたのですが、足つきしたくないので撮りませんでした。
その代わりに、峠の反対側に下りていきつつ。
これは峠道を下りた後、さらに続けて県道を下り続けているところです。観光客が多い道だからか、道幅が広くて舗装状態も最高、とっても気持ちの良い下りでした。
実はこの後、車で来るクライミング友達ともう少し先の道路で合流して、クライミングをする予定だったのですが、わたしだけ急用が出来てしまって、そのまま帰りました。Cさんはお友達3人とピクニックした後、午後にクライミングして帰ってきました。もう自転車で帰るのは面倒になって、車に乗せてもらったみたいですが(;^_^A
この日のライド記録
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急用(一応仕事)があったため、速度を緩めずガシガシ漕いで帰ったので、峠自体よりも帰りの方が疲れました。
晩ご飯は友人宅に呼んでもらいました。
一度ブログに書いたことのある、可愛いアパルトマンです。
一応持ち寄りで、わたしからは夏野菜のサラダを。
焼き飯的なもの。
クライマーのH君が焼いてくれたチョコレートケーキ。
ベーキングパウダーがなくてベーキングソーダで焼いたんだそうです。
素朴でおいしかったです。
お読みいただいてありがとうございました。