フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ついにコロナにかかってしまった

最近、コロナ感染者が激増しているフランス。周りでもかかった人が増えつつありましたがついにわたしもかかってしまいました。
初夏に2度のワクチンは受けていて、3度目のワクチンを受けようかどうしようかと迷っていた矢先のことでした。


一昨日ずっと喉が痛くて、体温も少し高い目でした。
お正月に子供たちと友人Oさんちに遊びに行ってたのですが、Oさんの息子さんからOさんに、Oさんからわたしへとうつったようです。長男は3度目のワクチンを受けているためか無症状。2度のワクチンしか受けていない次男も全く症状はありません。


検査しに行ったのは昨日の朝でした。


メトロの駅からすぐのところなんですが、感染している可能性が高いため、デミたん(愛車)で行きました。


医療機関予約サイトで予約していったにもかかわらず、整理券を発行されて20分ちょっと外で待ちました。


受付で手続きをした後、さらに10分ほど中で待ちましたが、検査自体はすぐに済みました。


昨日の夜から今朝にかけて、ほんとにしんどかったのですが、熱は案外なくて37度5分。


今朝、メールで結果が届きました。
分かってはいたものの見事に陽性・・・
注意事項に書かれていた通りに、かかりつけ医に連絡して一番早く空いていた明日午後のオンライン検診を予約しました。


まだ比較的元気だった昨日の夜ごはん。


フランシュ・コンテ地方で冬に作られるチーズ、モン・ドールを焼くことにしました。


表面に切れ目を入れて、ニンニクのみじん切りを押し込みます。


同郷のジュラワインを切れ目に注ぎます。
癖のあるサヴァニャン種100%のもので、もう10年くらい前から通っている生産者さんのものです。
この人👇

全国で百数十ある「フランスで最も美しい村」のひとつにも選ばれているシャトー・シャロン村でワイン造りをするジャン・ピエールさん。とてもやさしくて面白い方です。


オーブンでトロトロになるまで焼いて茹でジャガイモにかけていただきます。
先ほどのジュラワインがエスコートします。モン・ドールは周辺をエピセアというもみの木の一種で囲まれているのですが、その香りにサヴァニャンの香りが妙に一致して美味(≧∇≦)


普通のサラダ(葉っぱ系)がなかったので、胡桃入りキャベツのサラダを作りました。胡桃の香りもサヴァニャンと共通点があるのでマッチします。
生ハムは残念ながら同郷ではなく、南西部のバイヨンヌのものです。コクがありかつ上品で大好きな生ハムです。
幸い、コロナの症状としてよく聞く「味覚障害」はなかったため、おいしくいただくことが出来ました。


明日のオンライン検診で詳しい説明を受けると思いますが、感染したのがお正月なのであと数日間は自宅隔離ということになりそうです。


お読みいただいてありがとうございました。

車検に行った&日常ちょっと

毎回毎回、雪山&スキーの話ばっかりというのもなんなので、今回は日常生活のお話です。
わたしをあちこちの山に連れて行ってくれる頼もしくも愛おしい相棒、デミたんの車検に先月行ってきました。


車検は日本と同じで新車だと3年後、あとは2年に1度です。
ネット予約できて早くて安いので、先代デミたんのときからお世話になっている車検センターです。
8時45分をネット予約、渋滞を計算して早い目に出ると20分以上早くに着いてしまいました。直前の予約が空だったため、待ち時間なしですぐに見てもらえることに♪


ちょうど3年前に走行距離2万㎞ほどで購入した中古車のデミたん。先月の時点で8万㎞弱でしたが、年始の今では8万㎞を少し超え、3年間で6万kmほど走ったことになります。これといった不都合もなく、本当によく走ってくれてる良い子です(#^^#)


日本だと軽乗用車、小型車、中型車…と値段が細かく分かれるみたいですが、ここのセンターでは「普通乗用車」「商用車またはキャンピングカー」の2択で、四駆や電気自動車やハイブリッド車に追加料金が出る仕組みです、
普通乗用車は82ユーロ(1万円ちょっと)ですが、ネット予約すると10ユーロ値引きになります。センターによって値段は違い、ここは一番安いところのひとつです。


持ち上げられて、開けられて、なんだか恥ずかしそうにしているデミたん。
時間は45分ほどで毎回、時間ぴったりに終わります。


以前は待合室に雑誌が置いてあったのに、コロナの影響なのでしょうね、何も置いてありません。


でもまあ45分なんてあっという間です。
温かい飲み物の自販機もあるし(^^♪
35サンチーム(50円くらい)という謎の安さ(;^_^A


値段に見合った?!懐かしいテイストのイラストです(^-^;


45分って早すぎるような気もするんですが、一応こんなにチェックポイントはあるみたいです。2~3年前からチェックポイントが増えたんだそうです。


無事に終わり、車検証をフロントガラスに付けてもらいます。
良かったね、デミたん💖
次は2024年12月ですね(*´▽`*)


同じ週に外科医さんの検診がありました。
クリニックはもう行き飽きて😅面白くないので写真は撮ってません。代わりにクリニックの近くのビューポイントで撮った一枚。中心地とソーヌ河を見下ろすことができるお気に入りの場所です。


初夏に足首にプロテーゼ(人工関節)を入れる手術をしたのでその定期健診でした。レントゲンも外科医さんの検診の前に同じクリニックのレントゲン科で予約してありました。待ち時間や行き帰りも合わせると、なんだか半日仕事です(;^_^A
プロテーゼの異常などはなく、術後の経過やリハビリ具合も良好だと言われました。夏の終わりや秋には登山で1000m以上高低差登ってた、ロードバイクでイズラン峠やグランドン峠(獲得標高1500~1600m)にも登った、最近では山スキーも再開した、と言うと「えっ?えっ?ほんとに??」と大袈裟に驚き&喜んで下さいました(*^-^*)
今度はまた半年後に定期検診に来る予定です。


クリニックの帰り。少し遠回りをして帰りました。


観光ゾーンからも近い古い住宅街にて。
街並みに溶け込んだルノー4。かわいい(*´ω`*)


奥に見えているのはオペラ座です。


手術前よりは歩き方がましになったとはいえ、やはり多少は痛いし足首の曲がる角度も限られています。2年前からフットケア外来で靴の中敷きを作ってもらっているのですが、外科医さんに処方箋を出してもらって新調しました。
手術やリハビリを経て、体重のかけ方、歩き方が多少違ってきているだろうから作り直した方がいいからです。上の写真は体重のかかり方を測る機械です。


測定してから数日後に完成品を取りに行きました。
上は今まで使っていたもので、表面に貼る生地を選ぶことができるます。決してこんな派手派手ばかりではなく茶色や黒もあります😅でも生地の素材や厚みの具合もあり、またまたピンク系を選ぶ結果に💦


それにしても、この中敷きを入れているのといないのでは、歩く快適さが違います✨
130ユーロと結構なお値段で健康保険では返ってこないのですが、任意保険で100パーセント支払われます。


日常生活の続きです。

うちで大ブームのサーモン&アボカド丼。コチュジャン、ごま油、ごまで和えてマーシュなどの野菜(ルッコラが一番好き…でも子供たちが苦手)、刻みのりも一緒に。毎日食べられるくらい気に入ってます(≧∇≦)サーモンの代わりにマグロでもおいしいですね。でもサーモンの方が安く手に入りやすいので、大抵はこっちです。


お読みいただいてありがとうございました。

インストラクター3人とスキーした

先月、恐れ多くもスキーインストラクターの知人たち3人とスキーをする機会がありました。わたしの友人でありスポーツ師匠のOさんを介して知り合ったJPさんとその奥さん、JPさんの元同僚のRさんの3人です。


JPさん夫妻のワゴン車。
奥さんのMさんはインストラクターの資格を持っているものの、別の職業についておられます。


以前はスキー場に勤務していたJPさん、現在は独立してグループの生徒を指導しているため仕事用にワゴン車の後部を改造してあり、スキー板などの荷物を置きやすくなってました。


助手席のRさんはJPさんがスキー場に勤務していた時の同僚で、現在では引退されています。昨年、バックカントリースキー中に少しだけ一緒になったことがあります。
この日はお二人が以前勤めていたスキー場へと向かいました。


Rさんはわたしのスキーと同じTrabというメーカーのものでした♩
なんか、嬉しい😊
1か月近くのお話で、当時まだスキー場はオープンしてなかったのでゲレンデは圧雪されておらず、積もりっぱなしの雪のままです。初めはゲレンデを登り、じきにオフピステのところに既にあるトレース通りに登っていきました。


60代とは思えない元気なRさん。
歩く速度が同じくらいだったので付かず離れずの距離で登っていきます。
JPさんは歩くのが遅い奥様に歩調を合わせてだいぶ後ろから着いてきています。


しかし、おやつ(ドライバナナ)を食べている最中にRさんに突き放されたΣ( ̄□ ̄|||)


ダッシュをかけて抜き返した\(^_^)/
いや、決して競争ではないんですけどね💦


日曜日だったので結構登っている人がありました。
JPさんの奥さまのMさんは疲れてついてこられず脱落(◎_◎;)、JPさんとRさんが一緒に、わたしは最後らへんだけ青いジャケットの兄さん(知らん人)とおしゃべりしながら登りました。


知らん兄さんとそのお友達2名と共に頂上に到着。


知らん兄さんが撮ってくれました😅


間もなくJPさん(右)とRさんが到着。
お昼ご飯を背負って持って来たのに、Mさんがいないのに3人でランチはないよね・・とおやつだけにすることに(T_T)
JPさんが子供が遠足に持って行くみたいなリンゴのコンポートをくれました。ジュース感覚で飲めるパッケージのものです。


コンポートを食べてたら(飲んでたら)、Rさんがカリンのパット・ド・フリュイ(ゼリー的なもの)を下さいました。なんと手作りなんだそう・・・女子力強すぎませんか(゚Д゚;)


圧雪されていないばかりか多くの人が滑ってデコボコだらけの結構急斜面な上級者コースから下りたので、かなり大変だったため写真はありません(^-^; 
スキー初心者のわたしは、登るのでは勝てても、インストラクターと元インストラクターのふたりの足元にも及びません(;^_^A 
時々アドバイスをしてもらいながら800mの高低差を滑り降りました。


Mさん(右)と合流、車に戻ります。


わたしや友人Oさんは車のフロントガラスをガリガリするやつでスキー板の雪を落としますが、JPさんはブラシを使っておられました。ビンディング周りの雪も落とせてとても便利でした。真似させてもらおう(^^♪


お読みいただいてありがとうございました。