フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

コロナ再々検査&パラストル(2278m・山スキー)

コロナ陽性で自宅療養中です。
症状が出始めて6日目。熱はなく、喉の痛みや咳もだいぶましになりました。
フランスでは現在、症状が現れ始めた日から数えて7日間の自宅療養が義務付けられています。5日目以降にテストを行って、陰性に戻っていた場合も自宅療養を終えることが出来ます。昨日の朝に行って、まだ陽性だったことは昨日書きましたが、実は、今日の午後にまた行ってきました。


今日は次男も一緒に行ってきました。ガラスに映る母息子。
貼り紙にあるコードをスマホでスキャンして検査申し込みフォームに登録しているところです。


小さな町だと検査センターが人で溢れ返っていると聞きますが、リヨンのような大都市だとセンターもたくさんあるため、昨日も今日も空いていました。
結果は1時間ほどでSMSとメールで通知されます。
わたしは・・・まだ陽性のままでした。
次男はわたしが陽性と診断されてから検査をするのは初めてでしたが、絶対にうつっていると思っていたのに、まさかの陰性Σ( ̄□ ̄|||) 
わたしに症状が出始める前から至近距離で生活していたので「どうせ手遅れだろう」マスクをつけてなかったのに。でももしかして一度陽性になった後、陰性に戻った可能性もあるかもしれませんね。なんにしても、次男は全く症状らしきものは見受けられませんでした。
コロナ、謎が多いですね(;^_^A


さて、前回書き始めた先月の山スキー記の続きです。


標高1300m台の駐車場から約600m登って峠に到着しつつある地点。


奥にある山はル・ソレイユ・ブッフ(「太陽・牛(去勢牛)」という不思議な名前😅)といってこの日の目的地候補のひとつだったのですが、途中で話したスキーヤーさんによると、最後の稜線部分が雪崩になる可能性があるからもし行くんだったらちょっと手前でやめとき、とのことです。トレースはあるものの、パッと見、登って行ってる人が目に付かないので、ソロで来ているわたしとしてはちょっと不安です。今日のところはもうひとつの近い方の山に向かいたいと思います。


こちらの山はル・パラストル(2278m)、この峠からだと100mほどの高低差になります。9月に来たときはこの山頂でランチにしたのでした。トレース通りに登っていきます。


半分ほど登ったところで、数名のスキーヤーさんが立ち止まっています。聞くと、頂上付近は強風で雪が吹き飛ばされて、岩が露出しているんだそうです。
バックカントリーではこういう場合、スキーを外してスキー靴で登るか、雪が十分にあるところで登るのをやめてそこから滑り降り始めるという選択肢になります。
わたしは特に頂上まで行きたいというわけではなかったので(景色的にはあまり変わりがないし)、ここでUターンすることにしました。


下りるには、スキー板のシール(滑り止め)を剥がしたり、靴のビンディングのポジションを変えて板にはめるという作業がありますが、ちょっと平たい安定した場所が必要になります。ここは結構な急斜面でしかも新雪がまあまあの厚さつもっており、唯一踏み均された平たくてそこそこ広いところはこのグループのいる場所のみなんですが、しばらく待っていてもこの人たち全く動く気配がありません。おやつを食べ始める人達もいるくらいです。会話を聞いていると、山スキー初心者たちにリーダーが教えているグループのようでした。
下りる準備中、というより休憩中なのか😓
広いところに下りてから休憩してくれたらいいのに・・・


仕方なく、モソモソの雪の急斜面で下りる準備をしましたよ(;´Д`)
板にビンディングをはめにくいったらありゃしないです。


峠まで下りつつの1枚。


峠まで下りてきました。
登ってきた親子のスキーヤーさんに撮ってもらいました。


その後、簡単なランチにしました。
2種類のチーズ(ボーフォール、サン・マルスラン)とパン、お茶です。


さて、ご飯のあとは程よく柔らかい雪の上を下りていきます。


途中から少し急になってきます。


スキー場と違って地形も複雑で、雪の厚さも場所によってイレギュラーなので初心者のわたしにはドキドキするところだらけです。しょっちゅう立ち止まって、目の前の地形を確認し、どこをどう通るかシミュレーションしてからスタートします。


下りのトレースのいくつかにならって下りてくるとこんなアドベンチャーな感じのところに来てしまった(◎_◎;)


結構怖かったところ(;^ω^)
幸い、新雪が結構な厚みで積もっているため、あまりスピードが出なくて助かりました。


振り返って。
急斜面です(^-^;


だいぶ下りてきたところにいくらか生えているこういう木・・・


オレンジの実が付いています。
これ、9月に来た時にもありました👇

その時はもっとたくさん実が付いていました。
日本では「サジー」と呼ばれ、スーパーフルーツとされ輸入品でシロップやサプリが手に入るようですが、フランス語ではアルグジエといって、ここオート・ザルプ県など南仏寄りの山間部に自生しています。このままでも食べられないことはないのですが、酸味とえぐみがあるため、ジャムやシロップといった加工品にされることが多いです。


林道に戻ってきました。


無事、駐車場まで下りてきました。


ただいま~デミたん💖


この後、帰りの山道でなんと朝、雪に雪に車輪がハマった時に助けてくださった方とまたすれ違いました。「どうだい、スキーは楽しんできたかい?」と聞かれたので「はい!あなたのおかげで✨」と答えました(*^^)v


お読みいただいてありがとうございました。

コロナ再検査にチャレンジ&先月の山スキー記

コロナにかかっていることが分かって今日で3日目になります。
体のだるさは昨日からましになっており、ひどかった喉の痛みも今朝から多少引いてきたようで、咳も減りました。


今朝の体温。決して高くはないものの平熱は36度台前半なので、ほんの少しあるともいえるかもしれません・・・


症状が出始めてからだと今日でほぼ5日になるので、今朝、再検査に行きました。
フランスでは現在、コロナの検査が陽性だった場合、症状が出始めてから7日後(症状がなく陽性の場合は、検査日から数えて)、もしくは5日目以降に再検査をして陰性なら自宅療養期間を終えることが出来ます。


自宅から一番近かった検査センター。学生みたいな若い子が4人働いていました。

医療機関予約サイトで一応予約していきましたが、予約なしでも検査できるみたいでした。朝7時半(日によっては8時)から夜9時頃まで週末も含め1日中開いているようです。
入り口に貼ってあるQRコードをスマホでスキャンすると検査申し込みフォームが出てきます。そこに氏名・生年月日、保険証番号、連絡先などを入力した後検査してもらいました。先日はPCR検査でしたが、ここでは抗体検査でしたので1時間ほどで結果がSMSとメールで送られてきました。
結果は・・・


残念ながらまだ陽性でした_| ̄|○
もう少し自宅療養が必要だということですね・・・
ということで、せっかくの週末だけど、お出掛けは諦めて大人しく先月のスキー記でも書いてみようと思います。
よろしくお付き合いください😅


ハイキングの出発地点の村へと向かう山道。
たっぷりと積雪があった2日後でした。日向になる時間が短い林道は木の枝の雪もとけておらず、まるで積もりたてのように見えています。
このように、一応除雪はされているものの路面には雪が残っているので慎重に運転していました。
・・・はずなのに・・・


見通しの悪いカーブを曲がる時、路肩に寄り過ぎてが除雪してあった雪の塊に車輪がハマってしまい、身動きがとれなくなってしまいました💦
こんなにちゃんと除雪されてる道で立ち往生ってどんなけドンくさいでしょうか・・・
運よく、ほんの数分後に通り掛かった地元の方が四駆のワゴン車で牽引して助けてくださいましたε-(´∀`*)ホッ
赤い服の方はわたしの後続車に乗っていた別の方で、わたし達の手助けをしてくださいました。みなさん、ご迷惑をおかけしました
デミたんもごめんね、怖い思いさせて😓


気を取り直して、山道の最終地点の村の奥にある駐車場に車を停めます。
日曜日だったこともあり、わたしが停めた時にも10台以上の車がありましたが、その後もどんどんやって来て20台分ほどの駐車スペースがあっという間にいっぱいになってしまいました。ハイキングにもバックカントリースキーにもポピュラーなコースなので、週末にはいつも多くの人が訪れるようです。この秋に初めて来た時はお天気がいまひとつだったこともあってかこれよりもずっと少なめでした。


そんなに急斜面のところはないはずなんですが、わりとどっさりと積もってまだ2日目。雪崩の危険がゼロとは言えません。もちろんビーコンはつけていきます。


初めはしばらく林道を登ります。スキーのトレースとスノーシューの足跡が半々くらいな感じです。その割には、この日に出会ったのはほとんどスキーヤーさんばかりでした。


夏の登山道は木の多いところを通っていましたが、スキーのトレースはもう少し谷底の部分から登っていってたので、それに従いました。


30~40分くらい登ったところで追いついたスキーヤーさんのカップル。この日、お天気は良かったものの特に暖かい日ではなかったのに、男性はなんと半袖(^-^;
奥さんの方が歩くのが早くて、時々立ち止まって旦那様を待っておられました。


前の日に滑った人たちのシュプールが美しい✨


振り返って。
だいぶ登ってきました。
秋に一度来たとはいえ、スキーは初めてです。シュプールも決まった場所のみを通っているわけでもないので、時々振り返ってどのように下りようか考えながら登っていきました。


ハイキング客用の黄色い看板が。峠に到着しようとしています。
駐車場から約1時間20分歩きました。アップダウンを数えない単純計算で600mほど登ったことになります。


9月に来た時👇

峠から少し下りた地点です。
ブルーベリーの葉が紅葉し始めて美しい時期でした。


後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

コロナ感染その後

3日ほど前から風邪に似た症状が出始めて検査に行ったのが2日前。陽性の結果が出たのが昨日でした。


検査に行った日の夜から翌日にかけて悪寒やだるさがひどかったのですが、今日は朝から熱もなく、だるさもましになっていました。
コロナの症状として有名な味覚障害はあまりなく、しいて言えば大好きなコーヒーが美味しく感じられないくらいです。


だるさはましになったものの、喉がとても痛くて咳も出ます。
お昼ご飯にひよこ豆と鶏手羽のスパイシー煮込みを作って味見をすると、ひえ~~っ💦💦喉にものすごい激痛が(*_*)
そうか、喉が痛いとスパイス系の料理は食べられないのか(T_T)


速攻、わたしの分だけおじや的なものを作りました。
ほうれん草とわかめ、卵入り。いかにも病人っぽい感じのご飯✨


夕方に、予約していたかかりつけ医のオンライン検診がありました。
コロナに感染したこと、症状を説明して喉の痛みがひどいことを強調して処方箋を出してもらいました。


処方箋は医療機関予約サイトを通して送られてきたので、息子に薬局まで行ってもらいました。左はシロップ、マンダリン(オレンジ)味でおいしい(≧∇≦)
黄色い箱はパラセタモールの鎮痛剤、処方箋なしで買える一般的なものです。
右上はかかりつけ医に「知り合いが効き目があったと言っていたから」とお願いして出してもらったコデイン系の鎮痛剤。


喉の痛みが相変わらずなので、晩ご飯には野菜スープを。
ニンジン、ジャガイモ、ポワロ―葱、セロリ、塩バラ肉も少し入れて圧力鍋で茹でた後、ハンドブレンダーでミックス。
これにアボカドとトマトと紫玉ねぎのサラダ、チーズという軽めのご飯でした。
一日中うちにいると、お腹もあまり空かない(-_-;)


症状が出始めてから7日で、もしくは5日目からテストをして陰性だと健康観察期間を終えて通常生活に戻ることができるそうなので、今週末に検査をしに行くつもりでいます。


お読みいただいてありがとうございました。