お正月前のスキーハイキング記です。
ひとつ前のブログと話が前後しますが、この日はお山地方に住む友人Oさんちに向かいつつ、寄り道して軽くスキー散策をしようと試みたのでした。
ツールドフランスなどで有名なイゾアール峠道の麓の集落がこの日のハイキングの出発地点です。峠道は10月に冬季閉鎖期間に入っており、ここが最終除雪地点なのです。
週末ということもあり、何人ものスキーヤーさんが出発準備をしていました。
以前、秋に車で来た時のイゾアール峠道👇
峠まであと少しという地点。
野性味のある個性的な風景が気に入っている峠道です。
ここは以前にスノーシューで2度登ったことがあります👇
峠の石碑。
2度とも、森の中を通って登り、峠道(道路)を通って駐車場まで下りました。
今日も同じように歩こうかな、と考えて出発しました。
この辺りはクロスカントリースキーのコースになっています。最初しばらくはコースをお借りしますが、できるだけ端っこを歩いて邪魔にならないように気を付けました。
奥に個性的なガタガタの稜線が見えています。
これは、この地方を代表する山、ロッシュブリュンヌの頂上へと繋がっている稜線なのです。昔、同僚で山友のS君と登ったことのある思い出の山です。👇
異国情緒・・いや、異星情緒!?漂うアドベンチャーでいっぱいの最高の山でした。
さて、先月末のスキー記に戻ります。
前に来たのは4年も前なので、どこを通って峠まで行きついたのか記憶があやふやなまま歩いていると、見覚えのある看板が。「イゾアール」とあります。そうそう、この看板の通りに右に曲がったんだった♩
そうそう、こういう摩訶不思議な木が混じった森に入っていったんだった・・・
前回はもっと早い地点で川の右側に移動していた気がするのですが、渡ることのできる場所が見つからないまま、だいぶ上流まで来てしまいました。
ここら辺でもスキーもスノーシューでもないツボ足のトレースはあるのですが、決してポピュラーな通り道ではないようです(・・;)
依然として渡れそうな場所がありません。川べりの近くは岩があったり、急になっていて雪が崩れそうだったりするので、すこし高い位置から川の形を見つつ進んでいます。
上流になったら川幅が狭いかも、と楽観していたけど、ぱっと見全く同じ川幅で、雪に完全に覆われていて渡れるような場所はありません(T_T)
川辺ギリギリは安定が悪いので、真上の森の中を登っていくことにしました。
もっと高いところまで行くと反対側に渡れるかも、という淡い期待を持っていましたが、森から岩壁に変わってきたので、もうこれ以上登れません。やはりもっと下で川を渡るしかないので、川辺に近づきつつ下りていきます。
川の上の氷+雪は乗ったら絶対に割れてしまうだろうし、雪のない氷の上はつるりと滑るでしょう。そして、凍っていなくても川から出っ張っている岩はぬめっていることが多く、これも危ないです。滑らないためには、凍って&ぬめっていないところをスキー靴で歩くしかありません。つまり、川の中です😓
かなり無理やり感があるけど、一番ましそうなところまで下りてスキー板を外し、ジャバジャバと川の中を渡りました。
振り返って。
積雪の翌日で、かなりの雪の深さだったのでした。
この少し後に悪夢が・・・
なんと渡らないといけないところがあと一か所ありました(一一")
下の方では一本だった小川が、上流では2本に分かれていたのでした。
またジャブジャブと😓
もう、靴の中かなり濡れてしまいました(;´Д`)
ようやく正しい方面にたどり着くことが出来ました。しかし、たかだか細い小川2本ごときに悪戦苦闘させられました
ところで、峠を目指すには、結構なアップダウンがあることにここからの景色を見て気付きました😓
濡れた足がとても寒くなってきて、もう正直、峠とかどうでもいいです💦
ってことで、今シーズン初のツリーランを楽しみつつ、谷底まで下りました。
足が冷たくて、ゆっくりとピクニックしたいような気分ではないのですが、お腹が空いてるので立ったまま自作のバナナ胡桃ケーキをモグモグ・・・映えませんね(;^_^A
さて、この後は峠道なり、行きに通ったクロスカントリースキーのコースなりに合流して駐車場まで戻りたいところです。
この日デビューのGopro(中古で購入)の映像です👇
Dans la forêt
スキーのトレースがあったので、真似して川沿いを滑りました。
途中でトレースがいつの間にか川の反対側に移っていることに気付いて立ち止まったところで映像が終わっています😅
無事デミたんのところまで戻ってきましたε-(´∀`*)ホッ
足が寒くて(;´・ω・)スキー靴を脱ぎ速攻靴下交換しました。
イゾアール峠はまた別の機会にリベンジしたいと思います(;^_^A
帰りに地元のチーズ工場に寄りました。この2、3日後に子供たちと1泊スキーハイキングに持って行く用でした(全部じゃないけど)。ちょっとお客さんが並んでいたのでお店の前の自販機で買いました(⌒-⌒; )
お読みいただいてありがとうございました。