フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

来年のツールドフランス

来年度のツールドフランスの行程が発表されました。
今夏のツールの山岳ステージではこれといった有名な峠はあまり登場せず、わたし個人的には期待外れな行程でした。来年はわたしが普段からよく走っている場所・登っている峠がいっぱい出てくると知り、とっても嬉しいです✨
夏の終わり頃から「来年は南仏寄りのアルプスに来るらしい」「デヴォリュイ山塊方面も来るらしい」という噂は聞いていたのですが(誰が流す噂なんでしょうか😅)まさにその通りでした。


ツールのインスタアカウントからお借りしました。
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来年のツールの特徴は、何といってもゴールがシャンゼリゼではなく、ニースだということでしょう。ちょうどパリオリンピックと重なってしまうからのようです。
ちなみに、イタリアはフィレンツェがスタート地点となります。


第17ステージの行程👇

プロヴァンス地方を出発、オリーブで有名な二ヨンスを通過して終盤にバイヤール峠、ノワイエ峠というわたしにとっては馴染みがあり過ぎる峠を通過します。


昨年12月に撮影のバイヤール峠。
我ながらなんちゅう寒い日に自転車乗ってるんでしょうね💦
国道に位置する峠なので、基本的によく除雪されています。舗装状態もよく、道幅も広いのは良い点ですが、交通量が多いのが難点です。
ツールは今まで3回来ています。


そして、このブログに最もよく出てくる峠のひとつ、ノワイエ峠です。
これは今月初めに登った時で、今シーズン7回目。トータルでは20回以上登っています。
ツールには今まで4回登場していて、最後に来たのは2010年ということです。


ツールが登るのも、わたしが普段登っている方のこの斜面なのが嬉しいです。
反対側も雰囲気が全然違ってきれいなんですけど、傾斜が緩やかで登り甲斐がないんですよね・・・


翌日の第18ステージはなぜかオフィシャルサイトにも詳細が出ていませんでした。
ただ、行程のタイプが「montagne(山岳)」ではなく「accidentée(バラエティに富む、という感じ)」なので、おそらく大きな峠は越えないんではないかと思います。


そしてその翌日の第19ステージ👇

3つの大きな峠(正確には3つ目は峠まで行かない)に登る厳しいコースになっています。


ひとつ目のヴァルス峠👇

両方の斜面を合わせると、今シーズン既に6~7回は登っています。
これは一番最近、今月半ばに登った時のものです。
ツールが一番最近に通ったのは2019年。今まで合計22回とかなり登場しているのは、峠道自体の素晴らしさに加え、イゾワール峠など周りにも有名な峠道、山道が多いため行程に組み入れやすい立地条件だというのが大きいでしょう。


そして、標高2802mで通称「ツールの屋根(その年の行程で最も標高の高い地点)」となるシーム・ド・ラ・ボネット👇

つい2日前のブログに「初めて足つきなしで登れた」というタイトルで書いた場所です。
2715mの峠からさらに1㎞弱登った地点になります。
ツールは意外にも今まで4度しか来ていないみたいです。


そしてゴール地点となるスキー場、イゾラ2000(ドゥー・ミルと発音)。
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イタリア国境になるロンバルド峠(2350m)へ登る途中になります。
9月に4泊5日テント泊自転車旅で越えた峠のひとつです。
ロンバルド峠やイゾラ2000は、今までなんと1度しかツールに登場していません。
フランスの端っこというのは立地条件が悪いということなのでしょうか・・・
それにしても、早くも来年の夏が楽しみになってきました(*^^*)


ツールの話だけというのも、何なので今週マルシェで買った野菜とフルーツの写真を載せます。


紫色のはプラムです。
なんで同じものをいっぱい買ってるの?と思われることでしょう・・・
一盛で買うと計り売りで買うよりもはるかに安いもので(;^_^A


お読みいただきありがとうございました。

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